デリカD5のテーブル|年式とグレードで変わる選び方

「デリカD5対応」と書かれたテーブルの商品ページを開くと、天板の外寸と並んで「対応ステー間隔」というミリ単位の数字が載っています。取り付けできるかどうかを決めているのは後者のほうで、車種名は目安にしかなりません。デリカD:5は2007年の登場から長く作られていて、途中でグレード構成やシートまわりの仕様が変わっているため、同じ車種名でも後席の形が一通りではないからです。
さらに、前席の背面に掛けるタイプと荷室に置くタイプでは、確かめるべき寸法そのものが違います。本記事では、デリカD5のテーブルに書かれた寸法が何を指すのか、取り付け場所ごとのタイプ分け、買う前に測る3か所を解説します。
いいカー用品 編集部
「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
「デリカD5用テーブル」の表記が指すのは、車内のどこに固定するかです
商品名の「デリカD5用」は、前席の背面や荷室といった取り付け場所を想定しているという意味であって、その車に必ず付くという保証ではありません。実際に付くかどうかを決めているのは、仕様欄にある数字のほうです。ヘッドレストの下から伸びる2本の金属棒(ステー)の間隔、天板の外寸、耐荷重の3つで、単位はミリメートルとキログラムで書かれています。
このうちステー間隔は、掛けるタイプのテーブルで最初に確かめる数字です。「対応ステー間隔◯◯〜◯◯ミリ」と範囲で書かれているのが普通で、その範囲から外れると金具が届かないか、締め込んでも遊びが残ってぐらつきます。荷室に置く据え置きタイプにはこの表記がなく、代わりに脚の高さと天板の外寸だけが載ります。
天板サイズは外寸で、物を置ける面積ではありません
天板サイズとして書かれた縦横の数字には、ふちの立ち上がり、ドリンクホルダーの穴、スマートフォンを立てる溝まで含まれます。穴が2つ開いた天板なら、弁当や書き物を置ける平らな部分はそのぶん狭くなります。数字が大きいほど使えるとは限らないので、ホルダーの穴が天板のどちら寄りに配置されているかまで写真で見てください。
デリカD5の車内テーブルは取り付け場所で3タイプに分かれます
| タイプ | 固定するところ | 向いている場面 |
|---|---|---|
| シートバックテーブル | 前席ヘッドレストのステー2本 | 2列目の子どもが飲み物や菓子を置く |
| 差し込み式のサイドテーブル | ドリンクホルダーの穴、ドアポケット | 運転席まわりで飲み物や小物を置く |
| 折りたたみの据え置きテーブル | 置くだけ(脚で自立) | 荷室やシートを倒した上での食事、車中泊 |
前席背面に掛けるシートバックテーブル
ヘッドレストのステーに金具を挟むか、背もたれにベルトを回して固定します。使わないときに天板を畳んで垂らしておける製品が多く、付けっぱなしを前提にできるのがこのタイプです。後席の足元を占領しない代わりに、耐荷重は小さめで、重い機材を載せる用途には向きません。
荷室やシートの上に据える折りたたみテーブル
脚で自立するため車体側の取り付け点が要らず、どの年式でも置くこと自体はできます。ただし固定していないので、走行中は畳むか降ろしてください。荷室で食事や調理をするなら保冷ボックスと置き場所が競合するので、車の保冷ボックスの違いに、庫内容量と設置スペースの関係を書いています。同じ荷室に収納箱も入れるつもりなら、トランク収納ボックスの選び方で床の実寸から決める順番を詳しく扱っています。
誰がどこで使うかを先に決めると、選ぶものは1つに絞れます
後席の子どもが飲み物や菓子を置くなら、シートバックテーブル以外の選択肢はほとんどありません。運転席まわりで使うなら差し込み式のサイドテーブルになりますが、ここは取り付け位置に制約があります。ハンドル周辺やセンターコンソールの上は、エアバッグの展開範囲やシフト操作、ペダル操作にかかる場所があるため、走行中に手が触れる位置へ張り出す製品は避けてください。
車中泊や荷室での食事が目的なら、据え置きの折りたたみテーブル一択です。この段階でタイプが決まったら、残る変数は寸法と素材だけになります。車内のどこに何を置くかという配置そのものから見直したいときは、車の収納グッズの選び方に置き場所別の整理をまとめています。
同じ「デリカD5対応」でも寸法が合わないことがある理由
ひとつは、ヘッドレスト側の違いです。ステーの間隔と太さは車種やグレードで差があり、ヘッドレストが抜けない構造だと、挟み込み式の金具はそもそも入りません。もうひとつは測り方で、ステー間隔を2本の棒の中心から中心で表記する製品と、内側どうしの距離で表記する製品があり、同じ車でも数ミリの差が出ます。範囲ギリギリの製品を選ぶと、この差で入らないことがあります。
適合表が付いている製品なら、車検証の「型式」欄と「初度登録年月」欄を見て、自分の行を探してください。モデルチェンジの発表時期ではなく、登録年月が基準です。中古で買った車なら前オーナーの登録時期がそのまま基準になります。車種別の適合をどう追うかという考え方は、ジムニーのドリンクホルダーの適合確認でも同じ手順を解説しています。
サイズが合わないと起きることと、買う前に測る3か所
ステー間隔が広すぎれば金具が届かず、狭すぎれば締め込んでも天板が傾きます。天板が大きすぎる場合は、2列目に座ったときに膝が当たる、シートを前に倒せない、スライドドアの開口にかかって乗り降りの邪魔になる、といった形で表れます。据え置きタイプで脚の長さが足りないと、荷室の段差を拾えずにがたつき、走行中にずれます。
買う前に測る3か所
- ヘッドレストのステー2本の間隔(中心から中心と、内側どうしの両方)とステーの太さ
- 置き場所の床の前後長・左右幅と、段差の位置と高さ
- 座った状態での膝から天板までの余裕
測るのは巻き尺で十分です。数字が出たら、商品ページの仕様欄にある対応範囲と照らし合わせてください。後席まわりに物を増やすなら、飲みかけの容器やごみの置き場も同時に決まっていないと、結局テーブルの上が占領されます。小物の受け皿については車のゴミ箱のタイプ別比較に、後席に掛ける形の製品まで載せています。
よくある質問
テーブルを付けたまま走っても大丈夫ですか
前席の背面に固定するタイプは、金具の締め付けを確かめたうえで畳んでおけば付けたままにできます。ただし天板に物を置いたままにしないでください。急ブレーキで前方へ飛びます。据え置きタイプは固定されていないので、走行前に畳むか荷室の低い位置へ降ろしてください。
純正アクセサリーと社外品はどちらを選べばよいですか
純正アクセサリーは車体側の取り付け点に合わせて作られているため、寸法を自分で測る手間が省けます。社外品は形やサイズの選択肢が多い代わりに、ステー間隔と設置スペースの確認が自分の作業になります。どちらも取扱いは販売店や時期によって変わるので、在庫は販売店に問い合わせてください。
荷室用のテーブルはどの寸法を基準に選びますか
床の前後長と左右幅、そして段差の高さの3つです。3列目を使ったままにするのか畳んで床を広げるのかで前後長が大きく変わるので、ふだんの乗車人数で決めてから測ってください。脚の高さを調整できる製品なら、段差をまたぐ置き方にも対応しやすくなります。
まとめ
デリカD5のテーブルで適合を決めているのは車種名ではなく、ヘッドレストのステー間隔と設置スペースの実寸です。タイプは誰がどこで使うかでほぼ決まり、そのあとに測った数字を仕様欄の対応範囲と突き合わせれば、迷う余地はほとんど残りません。ぜひ本記事の「買う前に測る3か所」を参考に、巻き尺で手元の数字を出してから商品ページの仕様欄を確認してください。


