アルファードのラゲッジマット|型式で変わる選び方の基準

アルファードの荷室をのぞくと、床は平らな一枚板ではありません。3列目シートの格納部分に段差や凹みが並び、テールゲート側の縁も立ち上がっています。ラゲッジマットは、この形に合わせて荷室の床面だけを覆うマットで、足元に敷くフロアマットとは別の商品です。
やっかいなのは、同じ「アルファード用」という表記でも中身が揃わないことです。20系・30系・40系で荷室の奥行きと段差の位置が違い、さらに3列目を使う状態か格納した状態かで必要な長さが変わります。本記事では、ラゲッジマットの寸法表記の読み方・素材3タイプの向き不向き・車検証から適合を確かめる手順を解説します。

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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ラゲッジマットが覆うのは荷室の床だけ|フロアマットとの違い
ラゲッジマットは、テールゲートを開けたときに見える荷室の床面に敷くマットです。商品名では「ラゲージマット」「トランクマット」「ラゲッジトレイ」といった表記も使われますが、指している場所は同じ荷室の床で、呼び分けに実質的な意味はありません。一方で運転席や後席の足元に敷くものはフロアマットで、こちらはペダル周りの切り欠きやフック位置が絡むため、まったく別に選ぶことになります。両者の違いから確認したい場合は、フロアマットのタイプ別の違いで解説しています。
寸法表記でつまずきやすいのが、外寸と有効面積の区別です。縁が立ち上がる防水タイプの場合、商品ページに載っている縦×横は立ち上がりを含んだ外寸で、実際に荷物を置ける平らな面はそれより一回り小さくなります。ベビーカーやゴルフバッグのように「置けるかどうか」がぎりぎりのものを載せる予定なら、外寸ではなく平面部分の寸法と立ち上がり高さの両方を見てください。
素材で決まる3タイプ|ラゲッジマットの防水と手入れの差
アルファード向けの製品は、素材と構造で大きく3タイプに分かれます。遮る力が強いものほど重く、洗うときに車外へ出す手間も増えるという関係にあります。
| タイプ | 素材と構造 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 防水トレー | 塩化ビニル樹脂やゴムの一体成形。縁が数センチ立ち上がる | 濡れた道具、ペット、園芸用品、キャンプ道具の積み下ろし |
| カーペット | ニードルパンチや起毛。裏面に樹脂の防水層を持つ製品もある | 買い物や送り迎えが中心で、見た目を内装に合わせたい場合 |
| 薄手の撥水シート | ポリプロピレン系の薄い生地。丸めて畳める | 普段は敷かず、汚れそうなときだけ広げる使い方 |
防水トレーは水や泥をその場で受け止めますが、大判になるほど重くなり、丸めての収納もできません。反対に薄手のシートは扱いが軽い代わりに、縁がないので水はいずれ端から流れます。カーペットタイプは中間で、裏面に防水層があるかどうかが分かれ目です。裏に層がない起毛タイプは、こぼした液体がそのまま純正の内装カーペットへ届きます。タイプ選びの順序をもう少し広く見たい場合は、ラゲッジマット全体の選び方で解説しています。
アルファードに合うラゲッジマットは3列目の使い方から決まります
3列目を使うか格納するかで長さが変わる
アルファードは3列シートなので、荷室の広さが固定されていません。3列目を使った状態の荷室は前後方向が短く、格納すれば床が奥へ伸びます。製品側もこれに合わせて、3列目使用時の短いタイプと、格納した状態まで覆うロングタイプが別売りになっているのが一般的です。普段どちらの状態で走っているかを先に決めないと、届いたマットが余るか足りないかのどちらかになります。3列目の格納方法は世代やグレードで異なるため、床が伸びたときの形も同じではありません。
載せるものが素材を決める
長さが決まれば、残る変数は素材と縁の高さだけです。濡れたものや土がつくものを頻繁に積むなら縁のある防水トレー、日常の買い物が主なら薄手か裏面防水のカーペットで足ります。後席を倒して寝る使い方を考えているなら、荷室のマットとは別に厚みのある寝具が必要になります。厚みと段差の埋め方については車中泊マットの厚みと種類の違いで解説しています。
同じ「アルファード用」でも寸法表記がずれるのはなぜか
寸法の基準がメーカーごとに揃っていないためです。外寸で書く会社と、荷物を置ける平面部分で書く会社があり、同じ車に合う製品でも数値だけ並べると別物のように見えます。さらに、純正のデッキボード(荷室の床板)の上に敷く前提の型と、ボードを外した床の凹みまで覆う型があり、後者は数値が一気に大きくなります。
ハイブリッド車と後輪駆動系のガソリン車で床下の構成が違う場合もあり、同じ世代でも適合表の行が分かれることがあります。数値を見比べて迷ったときは、まず適合表で自分の車の行を特定し、次に商品ページの形状図で段差の位置が合っているかを見て、最後に縁の立ち上がり高さを確認する順で判断してください。この順序なら、メーカー間で表記が違っても選び間違いは起きにくくなります。車種をまたいだ適合の考え方は車のマット全体の適合の確認点で解説しています。
サイズが合わないラゲッジマットは荷物が滑り、格納の妨げになります
大きすぎる場合、余った部分が壁面に沿って立ち上がり、そこへ置いた荷物が斜めになって滑ります。テールゲートの開口部にかかると、閉めるときに挟み込むこともあります。小さすぎる場合は逆で、空いた隙間から砂や水が純正カーペットへ入り、マットそのものも荷物と一緒に前後へずれていきます。
より気をつけたいのが、3列目の格納やシートの倒し込みに干渉するケースです。厚みのある製品を凹みの上に敷くと、シートを戻すときに座面が最後まで下りません。固定用の面ファスナーや純正フックへの引っ掛けが付いている製品なら、走行中のずれはかなり抑えられます。急ブレーキで荷物が前へ動くと危険なので、固定方法の記載がある製品を選ぶほうが安心でしょう。
適合の確認は車検証の型式欄と適合表の2か所で足ります
手元に車検証を出して、「型式」の欄と「初度登録年月」の欄を見てください。商品ページの適合表は、この2つを基準に行が組まれています。車種名と世代の通称だけで選ぶと、モデルチェンジをまたいだ年式や、後期の一部改良で床形状が変わった行を取り違えます。中古で購入した車の場合は、前オーナーが登録した時期がそのまま初度登録年月です。
実店舗のパッケージには適合車種と年式が印字されていますが、記載が「20XX年〜」のように開始年だけのこともあります。範囲の終わりが書かれていないときは、メーカー公式サイトの適合検索で型式を入力して確かめるほうが確実です。純正用品を検討している場合は、部品番号での照合をディーラーに依頼できます。なお取扱いは店舗や時期で変わるので、店頭に並んでいる型がその車の適合品とは限りません。
よくある質問
純正のラゲッジマットと社外品はどちらを選ぶべきですか
形の一致を最優先するなら純正用品が有利です。車体側の設計データに沿って作られているため、段差と縁の位置が合います。社外品は素材や縁の高さの選択肢が広く、防水トレーのように用途に振った製品を選べます。3列目の格納を頻繁に行う場合は、干渉の心配が少ない純正から検討するとよいでしょう。
ラゲッジマットとトランクマットは違うものですか
同じ荷室の床用マットを指す呼び分けで、別商品ではありません。ただし検索する語によって表示される製品が変わるので、両方の語で商品ページを見比べてから決めてください。
荷室に敷くだけで内装は汚れなくなりますか
床面については受け止められますが、側面の内装や3列目シートの背もたれは覆えません。濡れた道具を立てて積むと壁側に付着するため、荷物側をカバーする対策も併せて考える必要があります。
まとめ
アルファードのラゲッジマットは、3列目を使う状態か格納した状態かで必要な長さが変わり、寸法表記も外寸と平面部分でメーカーごとに基準が違います。判断の起点になるのは数値ではなく、車検証の型式欄と初度登録年月から特定した適合表の行です。行が決まったあとに、載せるものから素材と縁の高さを選べば、迷う要素はほとんど残りません。
ぜひ本記事の3タイプの比較表と、適合表を読む3ステップの順序を参考に、自分のアルファードと荷物の積み方に合う1枚を選んでください。

