デリカD5のラゲッジマットの適合と選び方|確認の順番

デリカD5のラゲッジマットを探すと、商品ページの行が「7人乗り」「8人乗り」「3列目使用時」「3列目格納時」に分かれていて、どれが自分の車なのか手が止まります。ラゲッジマットは荷室(ラゲッジスペース)の床に敷く専用品で、足元に敷くフロアマットとは別の商品です。
適合の基準になるのは車検証の「型式」欄と「初度登録年月」欄であって、デリカD5という車種名だけでは行が決まりません。しかもデリカD5は3列目シートを左右に跳ね上げられるので、3列目を立てたままの床を覆うのか、跳ね上げて広がった床まで覆うのかで必要な面積が変わります。
本記事では、ラゲッジマットの表記の読み方・荷室に敷くマットの素材ごとの違い・車検証から適合表の行を探す順番を解説します。
いいカー用品 編集部
「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
デリカD5のラゲッジマットは、車の荷室の床に敷く専用品です
ラゲッジマットが受け持つのは、テールゲートを開けて荷物を載せる面だけです。運転席や2列目の足元に敷くフロアマットとは形も固定方法も共通していないので、「車種別マット」とだけ書かれた商品を見たときは、どちらの場所用なのかを商品名と写真で確かめてください。「トランクマット」「カーゴマット」という呼び方もありますが、指しているものは同じです。
デリカD5で確かめたいのは、荷室の広さが固定ではない点です。3列目シートを立てた状態ではテールゲートのすぐ内側だけが荷室になり、3列目を左右に跳ね上げると床が前方へ伸びます。商品ページの行が「3列目使用時」と「3列目格納時」に分かれているのはこのためで、どちらの床を覆いたいかを先に決めないと、寸法を見比べても判断がつきません。
場所ごとにどのマットが対応するのかは車のマットの選び方に種類別でまとめています。足元側だけを先に替えたい場合はフロアマットの違いで、素材と厚みの基準まで扱っています。
ラゲッジマットの表記は、車種適合の行とカバー範囲の2段で分かれます
まず乗車定員で行が分かれる
デリカD5には7人乗りと8人乗りがあり、2列目シートの構成が違います。2列目の後ろ側の形が変わると、3列目を跳ね上げたときに現れる床の輪郭も変わるため、同じ年式でも適合表の行が別になります。自分がどちらかは車検証の「乗車定員」欄に数字で書いてあるので、記憶ではなく書類で確認してください。
年式側の区切りは、デリカD5が2019年に受けた大きなマイナーチェンジが目安になります。ただしメーカーが「◯年◯月以降」と書くのは生産年月であり、手元の車の初度登録年月とは一致しないことがあります。境目の時期に登録された車なら、初度登録年月を伝えて販売店に照会したほうが確実です。
次にカバー範囲の表記を読む
| 表記 | 覆う範囲 | 当てはまる人 |
|---|---|---|
| 3列目使用時用 | 3列目を立てたままの荷室床のみ | 7人・8人で乗る機会が多い |
| 3列目格納時用 | 3列目を跳ね上げて広がった床まで | 普段は2列で使い、荷物を多く積む |
| 分割(2〜3ピース) | 段差をまたいで複数枚で覆う | 両方の使い方が半々 |
| 防水トレータイプ | 床に加えて縁が数センチ立ち上がる | 濡れた道具や砂を積む |
分割タイプは、3列目を使う日と畳む日が混ざる人に向きます。前側の1枚を外して車内に残しておけば、シートを立てても敷き直しが要りません。ラゲッジマット全般の分かれ方はラゲッジマットの選び方の順番に書いています。
荷室に敷くマットの素材は、積む荷物で決まります
| 素材タイプ | 作り | 向く使い方 |
|---|---|---|
| ラバー・PVC系 | ゴムや樹脂の一枚物で水を通さない | 濡れた道具、土の付いた荷物、洗車用品 |
| カーペット(パイル) | 毛足があり純正内装に近い見た目 | 日常の買い物中心で見た目を揃えたい |
| ニードルパンチ | 繊維を圧縮した薄手で安価 | 汚れたら敷き替える前提で使う |
| 厚手の樹脂トレー | 縁が立ち上がり水をためられる | アウトドア用品やペットを乗せる |
積む物が決まっているなら迷う必要はありません。水や泥が出る荷物ならラバーか樹脂トレー、子どもの靴や紙袋程度ならカーペットで足ります。厚ければ良いというわけではなく、厚手のトレーは荷室の床が数センチ上がるぶん、テールゲートを閉めたときの余裕と、背の高い荷物を立てたときの高さが削られます。
デリカD5は車中泊に使われることも多い車です。荷室で寝る使い方を考えているなら、ラゲッジマットは床の保護と考えて、寝心地は別の1枚で確保してください。寸法の出し方はデリカD5の車中泊マットの適合表の見方で扱っています。
デリカD5のラゲッジマットを決める順番は、車検証から始めます
最初に車検証を開いて「型式」欄と「初度登録年月」欄を書き写します。次に「乗車定員」欄の数字を見て、7人乗りと8人乗りのどちらの行を見るかを決めてください。ここまでで適合表の候補が2〜3行まで絞れます。
そのうえで、3列目を普段どう使っているかを決めます。週に一度でも3人以上を後ろに乗せるなら3列目使用時用か分割タイプ、1年通してほとんど跳ね上げたままなら格納時用です。最後に素材を選べば1枚に決まります。
荷室にラゲッジボードや純正の荷室ボックスを追加している場合は、床面の高さが素の状態と変わります。この場合は適合表の行だけでは足りないので、ボードを外した状態の寸法か、ボード上に敷く前提の商品かを商品説明で確認してください。
同じ「デリカD5用」でもラゲッジマットの寸法がずれる理由
ずれの正体は、メーカーごとの採寸基準の違いです。荷室の内壁ぎりぎりまで取る会社もあれば、出し入れで擦れないよう内壁から少し内側で切る会社もあります。表記されている外寸が同じでも、縁の処理やコーナーの切り欠きの取り方が違えば、実際に床へ乗る面積は変わります。カタログ上の外寸と、床に接する有効な範囲は別物だと考えてください。
寸法が合わないと起きることははっきりしています。大きすぎれば内壁に当たって縁が持ち上がり、荷物が斜めに滑ります。テールゲートの開口部まではみ出していれば、閉めるときに挟んで端が変形します。反対に小さすぎると、固定されていない端が荷物の出し入れでめくれ、めくれた下に砂が入り込みます。3列目との段差を拾えていないマットは、段差の手前で浮いて波打ちます。
固定の仕方も見ておいてください。純正のフックに留める穴がある商品と、裏面の滑り止めだけで止める商品では、荷物を引き出したときのずれ方が違います。車種別に作られたハイエースなどの例は確認の順番を追ったハイエースの記事にも共通するので、固定方式の考え方はそちらも参考になります。
自分の車に合う1枚かは、どこで確認できるか
商品ページで見るのは、適合表・寸法表・注意書きの3か所です。適合表には型式と年式の範囲、乗車定員、3列目の扱いが行として並んでいます。自分の車検証の内容と一致する行があるかどうかだけを見て、「デリカD5対応」という大見出しは判断材料にしないでください。
寸法表では、縦横の最大寸法に加えて厚みが書かれているかを確かめます。厚みの記載がない商品は、床の高さがどれだけ上がるか分かりません。注意書きには「純正ボード装着車は不可」「オプションのサードシートカバー併用時は要確認」といった除外条件が小さく載っていることがあり、ここを読み飛ばすと行が合っていても使えません。
通販のページで判断がつかないときは、型式と初度登録年月、乗車定員の3点を伝えて販売元に問い合わせるのが早いです。取扱いのある商品は店舗や時期によって変わるので、店頭で現物を見たい場合も在庫を先に確認してください。
よくある質問
純正のラゲッジマットと社外品では何が違いますか
純正品は車両の荷室形状に合わせて作られているため、輪郭と固定位置の不一致が起きにくいという利点があります。社外品は素材タイプの選択肢が広く、防水トレーのように純正にない構造を選べます。濡れ物を積むことが多いなら社外品、見た目と形の確実さを優先するなら純正品という分け方で考えてください。
フロアマットとセットで買う必要はありますか
必要はありません。敷く場所が別なので、荷室だけ、足元だけという買い方ができます。ただし同じメーカーの同素材で揃えると、毛足の色味や質感が車内で揃います。
汚れたときは水洗いできますか
ラバー・PVC系と樹脂トレーは、車外に出してホースで流せる商品が多いです。カーペットやニードルパンチは水を含むと乾きにくいので、掃除機と固く絞った布で拭くのが基本になります。いずれも洗えるかどうかは商品ごとに書き方が違うので、取扱説明の記載に従ってください。
まとめ
デリカD5のラゲッジマットで迷うのは、荷室の広さが3列目の使い方で変わるからです。車検証の型式・初度登録年月・乗車定員の3点で適合表の行を絞り、3列目を立てて使う頻度でカバー範囲を決め、最後に積む荷物から素材タイプを選べば、候補は1枚に収まります。
寸法が近い商品どうしでも、採寸基準と固定方式の違いで使い勝手は変わります。ぜひ本記事のカバー範囲の表と素材タイプの表を手元に置いて、商品ページの適合表・寸法表・注意書きの3か所を照らし合わせてから選んでください。


