デリカD5のカーテン|年式とグレードで変わる選び方

デリカD:5の車中泊用カーテンを探すと、商品ページに「デリカD:5専用」とだけ書かれた品と、「ミニバン汎用」「Lサイズ」としか書かれていない品が同じ検索結果に並びます。この2つは寸法の決まり方がまったく違い、専用品は実車の窓枠に合わせた型紙から作られ、汎用品は窓の縦横の最大値さえ収まれば合うという考え方で作られています。デリカD:5は2007年のデビュー後、2019年に前周りを含む大きな改良を受けていて、商品ページの適合表も年式で行が分かれていることがあります。
本記事では、適合表記が何を示しているのか・取り付け方式ごとの違い・年式やグレードで行が分かれる理由・合わなかったときに起きることを解説します。
いいカー用品 編集部
「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
デリカD5のカーテン適合表記が示しているのは「窓枠の形」です
「デリカD:5専用」という表記は、その車の窓枠の形と内装の取り付け位置に合わせて縫製されていることを示しています。基準になるのは車種名ではなく、車検証に記載された「型式」と「初度登録年月」です。カーテンは窓ガラスそのものではなく、その周囲の内装(ピラーの内張り、天井の縁、アシストグリップの位置)に留めるため、ガラスの大きさが同じでも留める場所が違えば使えません。
汎用品の「Lサイズ」「ミニバン用」は、車種を限定せず窓の寸法だけで区切った表記です。この表記は自分の車に合うかどうかを保証しません。合うかどうかを判断するのは買う人の側で、窓の縦・横を実際に測って、商品の対応寸法の範囲に入るかを確かめる作業が要ります。
専用表記と汎用表記で確認する場所が変わる
専用表記の品なら、確かめるのは車検証の型式欄と初度登録年月の2か所だけです。商品ページの適合表で自分の型式の行を探し、年式の範囲に初度登録年月が入っているかを見ます。汎用表記の品では適合表そのものがないので、代わりにメジャーで窓を測ってください。測るのはガラスの見えている部分ではなく、カーテンを留める予定の位置から位置までの幅です。
カーテンの取り付け方式は3タイプで、車中泊の頻度で決まります
デリカD:5の車中泊用カーテンとして売られている品は、留め方で3つに分かれます。どれを選ぶかは、遮光性能ではなく「何回付け外しするか」でほぼ決まります。
| 方式 | 留め方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 吸盤式 | ガラス面に吸盤を押し付ける | 年に数回の車中泊で、使わないときは畳んでおきたい人 |
| レール・フック式 | 内装に金具やレールを付け、生地を吊る | 月に何度も車中泊する人、付けっぱなしにしたい人 |
| はめ込み式(マルチシェード型) | 窓枠の縁にパネルを押し込む | 遮光と断熱を優先し、収納場所を確保できる人 |
吸盤式は手軽ですが、夏場の車内のように高温になる環境では吸盤の縁が硬くなって落ちることがあります。レール・フック式は一度付ければ安定する代わりに、内装に金具を取り付ける作業が最初に必要です。はめ込み式は窓枠にぴたりと入ると隙間が少なくなりますが、デリカD:5は後席側の窓が大きいので、畳んでも板状のかさが残ります。車のサンシェードの選び方では、同じ遮光用品をタイプ別に比べた目安を解説しています。
年式とグレードで適合表の行が分かれる理由
デリカD:5は長く作られている車なので、同じ車種名でも窓周りの仕様が一つではありません。適合表の行が分かれるのは、主に次の違いによります。
- 2019年の大幅改良の前と後で、内装の一部の形状が変わっている
- グレードによってプライバシーガラスの有無が違い、商品によっては推奨する遮光の強さを変えている
- スライドドアの窓が開くタイプか、はめ殺しかで、吸盤を押し付けられる面積が変わる
- 後席の窓にサンシェード(内蔵の日よけ)が標準で付く仕様があり、それと干渉する場合がある
メーカーごとに型紙の取り方も違うので、A社で「全年式対応」と書かれた品がB社では年式別に分かれていることもあります。どちらが正しいという話ではなく、A社は余裕を持たせた寸法で作り、B社は窓枠にきっちり合わせている、という設計の差です。余裕のある品は年式をまたいで使える代わりに隙間ができやすく、きっちり合わせた品は隙間が少ない代わりに行を間違えると入りません。
迷ったときは窓1枚ぶんを測って判断する
適合表の読み方で迷ったら、後席スライドドアの窓を1枚だけ測ってください。幅と高さをメジャーで取り、商品ページの寸法表記と照らし合わせます。専用品でも実測値が公開されていることが多いので、その数値と自分の計測値の差が大きければ、適合表の行を取り違えている可能性があります。車のカーテンの選び方に、寸法の取り方と素材の違いまで書いています。
デリカD5のカーテンが合わないと何が起きるか
寸法が大きすぎると、生地の裾がシートの隙間やスライドドアのレールに垂れ込み、ドアを閉めたときに噛み込みます。小さすぎれば窓の上端や下端に隙間が残り、外から車内が見えるだけでなく、朝方に光が差し込んで目が覚める原因になります。吸盤式で窓の曲面に合わないものを選ぶと、押し付けた直後は付いていても、数時間後に片側だけ落ちて斜めにぶら下がる状態になります。
もう一点、運転席と助手席の窓、それにフロントガラスに取り付けるカーテンやシェードは、走行前に必ず外してください。前方と側方の視界を妨げる装着は認められていません。車中泊のために前席側も覆うなら、駐車してから取り付け、出発前に外す手順を前提に選ぶことになります。走行中も使いたいなら、後席より後ろの窓に限って検討するほうが現実的です。
デリカD5用カーテンの適合はどこで確認できるか
確認する順番は決まっています。まず車検証を出し、「型式」欄と「初度登録年月」欄を控えてください。中古で購入した車なら、前の所有者の登録時期がそのまま基準になります。次に商品ページの適合表を開き、自分の型式の行を探します。年式の範囲が併記されていれば、初度登録年月がその範囲に入っているかも見てください。
グレードやオプションで行が分かれている商品では、型式だけでは絞り切れません。その場合に見るのは、後席窓の内蔵サンシェードの有無と、スライドドアの窓が開くかどうかの2点です。どちらも実車を見れば分かります。適合表に自分の条件の行が見当たらないときは、販売元に型式と初度登録年月を伝えて問い合わせてください。パッケージ裏の適合表示だけで判断すると、改良前後の区別が省かれていることがあります。
デリカD:5以外の車種でも手順は同じです。ハイエースのサンシェードの適合では、車検証のどの欄を見るかという同じ流れを別の車種で扱っています。
よくある質問
デリカD5のカーテンは走行中も付けたままにできますか
後席より後ろの窓に限れば付けたままの製品もありますが、運転席・助手席の窓とフロントガラスは外してください。前方と側方の視界を妨げる装着は認められていません。走行中に後方の視界をどこまで確保するかは製品の作りによって変わるため、商品ページの注意書きを読んでから判断することになります。
汎用のミニバン用カーテンでも代用できますか
窓の実寸が対応範囲に入っていれば使えます。ただしデリカD:5は後席側の窓が大きく、汎用品だと上下に隙間が残ることがあります。遮光を重視するなら専用表記の品を、費用を抑えたいなら汎用品を実測のうえで選ぶ、という分け方になるでしょう。
カーテンとサンシェードはどちらが車中泊に向いていますか
付け外しの回数で選んでください。頻繁に車中泊するならカーテンのほうが開け閉めが早く、年に数回なら窓枠にはめ込むタイプのほうが隙間が少なく済みます。遮光の強さは生地やパネルの構造で変わるため、どちらが優れているとは言えません。
まとめ
デリカD:5のカーテン選びで最初に確かめるのは、商品ページの表記が「専用」なのか「汎用」なのかという点です。専用表記なら車検証の型式欄と初度登録年月で適合表の行を特定し、汎用表記なら後席スライドドアの窓を実測して対応寸法と照らします。取り付け方式は車中泊の頻度で決め、年に数回なら吸盤式やはめ込み式、月に何度も使うならレール・フック式が続きやすいでしょう。
前席側の窓を覆う製品は、走行前に外す前提で選んでください。ぜひ本記事の取り付け方式の比較表と、車検証から適合表の行を探す手順を参考に、自分のデリカD:5に合う1枚を選んでください。


