アルファードの収納|年式とグレードで変わる選び方

商品ページに「アルファード専用設計」と書かれたコンソールボックスを買ったのに、セカンドシートの間に収まらなかった、ということは起こります。アルファードは2002年の初代から現行の40系まで4世代あり、同じ車名でもモデルチェンジのたびに室内の形が変わっています。
さらに世代の中でも、セカンドシートが独立2席のキャプテンシートかベンチシートかで、シート間の通路幅が違います。専用設計という表記が指しているのは「ある世代の、あるシート形状の車」であって、アルファード全部ではありません。
本記事では、車内収納用品のサイズ表記が何を指しているのか、置き場所別のタイプの違い、自分の車の条件から選び分ける手順を解説します。
いいカー用品 編集部
「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
「アルファード専用設計」が車内収納用品で指していること
専用設計という言葉は、その車の特定の場所の形に合わせて型を起こした、という意味で使われます。基準になるのは車名ではなく、車検証に記載された「型式」欄と「初度登録年月」欄です。商品ページの車種適合表は、この2つを突き合わせて行を探す作りになっています。
もうひとつ混同しやすいのが、外寸と有効内寸です。外寸は本体のいちばん外側どうしを測った寸法で、設置スペースに入るかを判断するための数字です。有効内寸は中に入る物の寸法で、500mlのペットボトルが立つか、ティッシュ箱が収まるかを判断する側の数字になります。外寸だけが書かれた商品は、壁の厚みぶんだけ中身が小さくなる前提で読んでください。
車内収納用品は置き場所で4タイプに分かれます
| タイプ | 置く場所 | 寸法で見るところ | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
| シート間コンソール型 | セカンドシートの間、運転席の横 | 底面の幅と奥行き、通路幅 | キャプテンシートで通路が空いている車 |
| シートバック型 | 前席の背もたれ裏 | 背もたれの幅、固定ベルトの長さ | 後席の子どもの荷物をまとめたい場合 |
| 隙間差し込み型 | シートとコンソールの隙間、ドアポケット | 差し込む板の厚み、開口の深さ | 小物の落下を減らしたい場合 |
| ラゲッジ・床置き型 | 3列目の後ろ、荷室の床 | 床面の有効内寸、段差の高さ | 買い物の荷崩れ対策、車中泊 |
同じ「アルファードの収納」でも、この4タイプは測る場所も選び方も別です。どこに何を置くかが決まっていないうちに商品を探すと、寸法表を見ても判断できません。置き場所ごとの考え方は車の収納グッズの選び方にまとめています。ゴミ箱のように毎日中身を出す物を混ぜると容量の考え方が変わるので、車のゴミ箱のタイプ別比較も合わせて読むと置き場所の配分を決めやすくなります。
アルファードの車内収納を決める順番は、世代・シート形状・実寸
車検証の型式欄と初度登録年月で世代を特定する
まず車検証を手元に出して、「型式」欄と「初度登録年月」欄の2か所を書き写してください。中古で買った車なら、前の所有者の登録時期がそのまま基準になります。カタログの発表年やフルモデルチェンジの発表月とは一致しないので、年式の記憶だけで適合表の行を決めないでください。
セカンドシートがキャプテンシートかベンチシートかを見る
世代が分かっても、セカンドシートの形で通路の有無が変わります。独立2席のキャプテンシートなら2列目の間に箱を置けますが、ベンチシートの車では置く場所そのものがありません。グレードで適合表の行が分かれている商品もあるので、世代と並べて確認してください。
置き場所の実寸を測ってから商品を探す
最後に、置こうとしている場所の幅・奥行き・高さをメジャーで測ります。セカンドシート間ならシートを最後端までスライドさせた状態と最前端の両方で測ってください。スライドさせると狭くなる車では、狭いほうの数字が上限になります。
同じ「アルファード用」でも商品ごとに寸法がずれます
ずれの原因は、メーカーごとに表記の基準が違うことです。外寸を書く会社、有効内寸を書く会社、固定具やベルトを含めた最大幅を書く会社が混在しています。樹脂や布の成形には公差があり、同じ金型でも個体差が数ミリ出ます。
判断の順番としては、有効内寸が書かれていればそれを優先し、書かれていなければ外寸から壁の厚みを差し引いて考えます。そのうえで、実測した設置スペースに対して数ミリから1センチほどの余裕を残す寸法を選んでください。ぴったりの数字を狙うと、個体差と内装の張り出しで入らなくなります。他車種でも手順は同じで、ステップワゴンのドリンクホルダーでは型式で選び方が変わる例を扱っています。
寸法が合わないと、シートの可動とペダル周りで困ります
大きすぎた場合に起きること
セカンドシート間に無理に押し込むと、シートのスライドレールに本体が乗り上げて前後の調整ができなくなります。シートベルトのバックルを覆ってしまい、後席の人がベルトを探せなくなることもあります。運転席まわりでは、厚みのある物を足元に重ねるとフロアマットの端が浮いてアクセルやブレーキに引っかかるおそれがあるので、ペダルの可動範囲にかからない位置に置いてください。ハンドル周辺やダッシュボード上に固定する商品は、エアバッグの展開範囲にかかっていないかを取扱説明書で確かめる必要があります。
小さすぎた場合に起きること
隙間が残ると、走行中に本体が前後に動いて音が出ます。コーナーで中身ごと倒れると、取り出すたびに後席へ手を伸ばすことになります。隙間差し込み型は差し込む板の厚みが足りないと固定されないので、開口の深さと板の厚みの両方を見てください。ティッシュ箱のように形が決まっている物を入れるなら、車のティッシュケースの違いに箱のサイズごとの考え方まで書いています。
車種適合はどこに書いてあるか
通販の商品ページでは、適合表が説明文の下のほうに畳まれていることがあります。表の列に「型式」「年式」「グレード」「定員」が並んでいれば、自分の車検証の内容と1行ずつ突き合わせられます。パッケージで買う場合は、側面か裏面の寸法図に外寸と有効内寸が記載されているかを見てください。
適合表に自分の行が見つからないときは、メーカーの問い合わせ窓口に型式と初度登録年月を伝えて確認するのが確実です。取扱いは店舗や時期によって変わるため、店頭で見つからない商品を探し続けるより、同じ置き場所に使える別タイプへ切り替えたほうが早い場合もあります。天井付近に付けるものは内装の形状差が出やすく、車のサングラスホルダーの選び方では取り付け位置ごとの使い分けを扱っています。
よくある質問
「アルファード用」とだけ書かれた商品は、どの世代でも使えますか
使えるとは限りません。世代が書かれていない商品は、ある特定の世代を想定しているか、汎用品に車名を添えているかのどちらかです。適合表に型式と年式の記載がない場合は、外寸と有効内寸を実測値と比べて自分で判断してください。
7人乗りと8人乗りで選ぶものは変わりますか
変わります。定員の違いはセカンドシートの形の違いでもあるため、2列目の間に置くタイプは8人乗りのベンチシート車では使えないことがあります。適合表に定員の列があれば、そこも照合してください。
純正アクセサリーなら寸法を調べなくても大丈夫ですか
純正アクセサリーも年式とグレードで品番が分かれています。車種専用品である点は確かですが、設定されている年式の範囲は商品ごとに違うので、型式と初度登録年月の確認は社外品と同じように必要です。
まとめ
アルファードの車内収納用品で迷ったときは、車検証の型式欄と初度登録年月で世代を決め、セカンドシートの形で置ける場所を絞り、最後に実寸で商品を選ぶという順番を守れば、買い間違いはかなり減らせます。寸法表を読むときは、外寸と有効内寸のどちらが書かれているかを毎回確かめてください。ぜひ本記事の4タイプの比較表と確認の順番を参考に、自分の車に合う収納用品を選んでください。


