ヴェゼルのサンシェードの適合と選び方|確認の順番

ヴェゼル用として売られているサンシェードは、「ヴェゼル」という車種名ではなく、車検証に書かれた型式と初度登録年月を基準に適合表の行が決まります。初代は2013年から、2代目は2021年から販売されていて、同じ名前でもフロントガラスの大きさも傾きも別物です。商品ページで「ヴェゼル専用」と書かれていても、どの世代を指すのかは適合表の行を見るまで分かりません。
サイズ表記も、外周の寸法なのかガラスを覆える有効範囲なのかでメーカーごとに食い違います。本記事では、サンシェードのサイズ表記が何を指しているのか、ヴェゼルの適合表をどう読むか、合わないときに車内で何が起きるかを解説します。
いいカー用品 編集部
「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ヴェゼルのサンシェードで「適合」が意味しているもの
適合表は、製品の型紙がどの型式・どの年式のフロントガラスに合わせて作られているかを示す一覧です。基準になるのは車検証の「型式」欄と「初度登録年月」欄の2か所で、車種名の欄ではありません。ヴェゼルは2013年の登場後にフルモデルチェンジを挟んでいて、世代が変わればガラスの面積も、ルームミラーの台座の位置も変わります。
そのため「ヴェゼル用」とだけ書かれた商品は、作られた時期の世代に合わせてある可能性があります。中古で買った車なら、前オーナーが登録した年月がそのまま基準です。車検証を手元に置いてから適合表を開いてください。
車種専用品ではなく汎用サイズの製品を選ぶ場合、適合表そのものがありません。その代わりに「横◯◯センチ×縦◯◯センチ」という寸法表記だけが頼りになるため、確認するものがサイズ表記の読み方に変わります。
サンシェードのサイズ表記は3タイプに分かれる
同じ「幅140センチ」という表記でも、どこを測った数字なのかは製品によって違います。買う前に、その数字が何を指しているかを確かめてください。
| 表記のタイプ | 何を測った数字か | 該当する人 |
|---|---|---|
| 外寸(展開時の最大幅) | 広げたときの端から端まで。折り返しや縁取りを含む | 汎用の折りたたみ式を検討している人 |
| 有効遮光範囲 | 実際にガラスを覆える面積。縁の余白を引いた数字 | ガラスの隅まで覆いたい人 |
| 収納時サイズ | 巻いた、または畳んだ状態の直径や厚み | ドアポケットやシート下に置きたい人 |
紛らわしいのは、外寸だけを書いて有効範囲を書かない製品です。縁に厚みのある枠が付いていると、数字どおりの幅があってもガラス面に当たる部分はひと回り小さくなります。収納時サイズを書いていない製品も多いので、畳んだあとの置き場所まで考えるなら、写真で厚みを見るしかありません。
ヴェゼルのフロントガラスに合うものを決める順番
世代を確定させる
最初に車検証の初度登録年月を見て、初代と2代目のどちらかを決めます。2020年末から2021年初めに登録された個体は切り替わりの時期にあたるため、年月だけでなく型式欄も併せて確認してください。
ガラスを自分で測る
専用品を買う場合でも、汎用品を検討する場合でも、実寸を1回測っておくと判断が早くなります。測るのはフロントガラス内側の、助手席側の端から運転席側の端までの横幅と、ダッシュボード上端からルームミラー下までの縦の長さです。メジャーを押し当てるとガラスの湾曲に沿うので、だいたいの値で足ります。
付け外しの頻度から方式を選ぶ
毎日の通勤で停めるたびに使うなら、巻き取り式や傘のように開く式のほうが続きます。週末の買い物で数時間だけ、または長時間の駐車だけに使うなら、畳んだときの枚数が多い大判の折りたたみ式でも手間になりません。ヴェゼルのフロントガラスは傾斜が付いているので、吸盤だけで支えるタイプは重さと面積の組み合わせによっては落ちることがあります。サンバイザーで上端を挟めるかどうかも見ておいてください。
タイプごとの構造の違いは車のサンシェードの選び方に、巻き取り式と折りたたみ式の向き不向きまで書いています。
メーカーによってサイズ表記がずれる理由
統一された公的な規格がないため、各社が自社の基準で寸法を出しています。縁の折り返しを含めるか含めないか、湾曲に沿わせた弧の長さで書くか平らに置いた直線で書くかで、同じガラスに合う製品でも数センチの差が出ます。
「軽自動車用・普通車用・ミニバン用」という区分も同じです。ヴェゼルはコンパクトなSUVなので、ある会社の区分では普通車用、別の会社では軽自動車用とミニバン用の中間として扱われることがあります。区分名を信じて選ぶより、センチ単位の数字と自分で測った実寸を突き合わせるほうが確実です。
判断に迷ったら、横幅は自分の実測値より2〜3センチ小さいものを選んでください。大きいほうが覆えると考えがちですが、幅が余ると縁がドアの内張りやピラーに乗り上げて浮きます。
サイズが合わないと車内で何が起きるか
横幅が大きすぎると、サンシェードの端がピラーの内張りに当たって中央が手前に膨らみ、ガラス面との間に隙間ができます。その隙間から入った光はダッシュボードの一部だけに当たり、覆っているのに色ムラのように熱が偏ります。小さすぎる場合は、上端や左右に数センチの帯状の隙間が残ります。
吸盤で留めるタイプは、ガラスの傾斜に対して本体が重いと、駐車中に片側だけ外れてずり落ちることがあります。落ちたサンシェードがシフトレバー周りやステアリングに引っかかると、乗り込んだときに取り除く手間が増えます。
遮熱の効き方そのものは、駐車場所・外気温・停めている時間で大きく変わるため、何度下がるとは書けません。確かなのは、直射がダッシュボードに当たる面積が減るぶん、温度の上がり方がゆるやかになることだけです。
なお、運転席や助手席の窓、フロントガラスに日除けを付けたまま走る使い方は勧めません。前方と側方の視界を妨げる装着は禁じられているので、走り出す前に必ず外してください。側面の日除けを検討しているなら、車のカーテンの選び方で走行中に使える位置とそうでない位置を扱っています。
適合とサイズはどこに書いてあるか
通販の商品ページなら、画像のすぐ下か「商品の仕様」欄に、適合車種・適合年式・サイズの3つが並んでいることが多いです。専用品は「適合表」という別ページや画像にまとまっていて、車種名の列、年式の列、型式の列が横に並びます。自分の行を探すときは、まず年式の範囲に初度登録年月が入るかを見て、次に型式欄の記載と照らし合わせてください。
店頭で買う場合は、パッケージ裏面の適合一覧を見ます。汎用品だと適合一覧がなく、表面に寸法だけが刷られていることがあるので、測った実寸をスマートフォンにメモしてから売り場に行くと比べられます。
適合表そのものの読み方に不安があるなら、ルーミーのサンシェードと型式の確認で同じ手順を別の車種で追えます。車種をまたいで迷っているときはサンシェードのおすすめとタイプ別の選び方も参考になります。
よくある質問
ヴェゼル専用品と汎用品では、どちらを選べばいいですか
ガラスの隅まで覆いたいなら専用品です。型紙がその世代のガラス形状に合わせてあるので、隙間が残りにくくなります。一方、乗り換えの予定があったり、2台で使い回したりするなら汎用品のほうが無駄になりません。その場合は実寸より少し小さい寸法を選んでください。
初代と2代目で、サンシェードを使い回せますか
専用品は使い回せないと考えてください。世代が変わるとフロントガラスの面積も傾きも変わるため、前の世代用の型紙では端が余るか足りないかのどちらかになります。汎用の折りたたみ式なら、実寸に対して小さめのサイズを選んである場合に限り、両方で使えることがあります。
サンバイザーで上端を挟むタイプは、ヴェゼルでも使えますか
多くの折りたたみ式がこの留め方を前提にしていますが、バイザーを下ろしたときに当たる位置はグレードやルームミラー周りの装備で変わります。挟んだ状態でバイザーが戻ってこないか、販売ページの装着写真と自分の車の内側を見比べてから選んでください。車のサンバイザーの構造の違いでは、可動範囲が製品や車によって違う理由にも触れています。
まとめ
ヴェゼル用のサンシェードを選ぶときに見るのは、車検証の型式欄と初度登録年月で世代を確定させること、サイズ表記が外寸なのか有効遮光範囲なのかを確かめること、そして付け外しの頻度から方式を決めることの3点です。区分名や車種名だけを頼りにすると、幅が余って縁が浮くか、足りずに帯状の隙間が残ります。
横幅は実測より2〜3センチ小さいものを選び、吸盤かサンバイザー留めかは停める頻度で決めてください。ぜひ本記事のサイズ表記の3タイプと確認の順番を参考に、自分の車検証と商品ページの適合表を突き合わせてから選んでください。


