ヴェルファイアのサンシェードの適合と選び方|確認の順番

ヴェルファイアのサンシェードは「ヴェルファイア用」と書いてあっても、そのまま全年式に合うわけではありません。
基準になるのは車検証の「型式」欄と「初度登録年月」欄で、商品ページの適合表はこの2つで行が分かれています。
20系・30系・40系と世代が変わるたびにフロントガラスの傾きも左右の幅も変わり、さらに同じ世代でもフロントガラスに雨滴感知センサーの黒い台座があるかどうかで、上端の切り欠きの形が違ってきます。
本記事では、適合表記が何を指しているのか・セット枚数と窓割りの違い・自分の車の行を見つける手順・サイズが合わないときに起きることを解説します。
いいカー用品 編集部
「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ヴェルファイアのサンシェード表記が示しているのは車種名ではなく型式と年式
商品ページの「ヴェルファイア専用」という表記は、正確には「ヴェルファイアのうち、適合表に載っている型式と年式の範囲に該当する車」という意味です。車種名は呼び名であって、寸法を決めているのは型式のほうになります。
サンシェードの場合、専用設計の商品は実車のガラス形状から型紙を起こして作られています。
フロントガラス1枚を取っても、傾斜角・左右の幅・上端のぼかし部分の位置は世代ごとに別物です。
そのため適合表は「20系」「30系」といった世代の通称に加えて、初度登録年月の範囲で区切られていることがほとんどです。
確認するのは車検証の2か所だけ
手元の車検証を開いて、「型式」欄と「初度登録年月」欄を見てください。
型式は英数字の並びで、初度登録年月は「令和◯年◯月」のように書かれています。
中古で買った車なら、前のオーナーが登録した時期がそのまま基準です。
カタログの発表時期やマイナーチェンジの発表年とは一致しないので、記憶ではなく書類で確かめてください。
ヴェルファイア向けサンシェードのタイプと、窓割りの数え方
売り場に並ぶヴェルファイア用のサンシェードは、どの窓を覆うかで大きく分かれます。ミニバンは窓の枚数が多く、「5枚セット」「8枚セット」「10枚セット」といった枚数表記がそのまま適合範囲を表しています。
| タイプ | 覆う範囲 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| フロント1枚(折りたたみ・巻き取り) | フロントガラスのみ | 通勤や買い物で毎日付け外しする |
| リア・サイド分割タイプ | 後席の窓とクォーターガラス | 後席に子どもを乗せる、西日が当たる駐車場 |
| 全窓セット(枚数表記あり) | フロントから最後部まで | 車中泊や長時間の車内待機 |
全窓セットを選ぶときは、枚数の内訳まで見てください。
ヴェルファイアは左右のスライドドア窓のほかに、その後ろのクォーターガラスとリアガラスがあり、商品によってはクォーター部分を省いて枚数を減らしているものがあります。
駐車中に外から中が見えないようにしたいなら、省かれている窓がどこかで実用性が変わってきます。
タイプ別の考え方そのものは車のサンシェードの選び方にまとめています。
自分の車に合うヴェルファイア用サンシェードを一意に決める手順
手順は3段階です。
まず車検証の型式と初度登録年月を控え、商品ページの適合表でその行を探します。
行が見つかったら、次に備考欄を読みます。
専用設計のフロント用では「雨滴感知センサー対応」「ブラケット部切り欠きあり」といった注記が入っていることが多く、ここが自分の車と食い違っていると上端が浮きます。
センサーの有無は、車内からフロントガラス上部のルームミラー付け根あたりを見れば分かります。
黒い樹脂のカバーや台形の台座が付いていれば、その分の逃げ加工が必要です。
最後に、畳んだときの置き場所を決めてください。
ヴェルファイアのフロント用は大判になるので、巻き取り式なら細長い筒状、折りたたみ式なら円盤を重ねた形で残ります。
運転席の背もたれ裏に差すのか、ラゲッジに積むのかで選ぶ形が変わるでしょう。
ヴェルファイアで適合表の行がずれる理由
同じ「ヴェルファイア用」でも、メーカーによって適合表の区切り方が違います。
実車から型紙を取るメーカーは世代とマイナーチェンジで細かく行を分け、汎用の型紙を流用するメーカーは「ミニバンL」のようなサイズ区分だけで売っています。
後者は寸法だけで選ぶ商品なので、フロントガラスの実寸を自分で測ってから比べてください。
測る場所は、ガラス下端の左右の幅、ガラス上端の左右の幅、そして中央部の上下の高さの3か所です。
傾斜があるため、メジャーをガラス面に沿わせて測った値が実寸になります。
汎用品の外寸が実寸より大きければ、ダッシュボード上で端が折れて立ち上がります。
アルファードと共通の商品かどうかも見る
ヴェルファイアとアルファードは兄弟車で、ガラス形状が共通の世代ではサンシェードも共用品として売られています。
適合表に両方の車種名が並んでいれば、その世代については同じ型紙で問題ありません。
ただし世代によってはフロントまわりの造形が分かれるので、車種名が並んでいることを理由に年式の確認を省かないでください。
サイズが合わないとヴェルファイアの車内で何が起きるか
大きすぎる場合、フロントガラスでは端がダッシュボードやAピラーの内張りに当たって反り、中央に膨らみができます。
吸盤タイプなら、その反りで吸盤が引っ張られて時間とともに外れやすくなります。
小さすぎる場合は、ガラスの縁に沿って三日月形のすき間が残り、そこから入った直射がダッシュボードの一部だけに当たります。
サイドの吸着タイプで寸法が足りないと、走行後の静電気や吸盤の経年劣化と合わせて落ちる回数が増えます。
落ちる原因はガラス内側の油膜であることも多く、取り付け前に内窓を脱脂しておくと差が出ます。
なお、遮熱の効果は駐車場所・外気温・停めている時間で大きく振れるため、何度下がるという数値では示しません。
日向の駐車で直射がダッシュボードに当たらない分だけ、上がり方がゆるやかになるという見方をしてください。
そしてフロントガラスとドアガラスに付けるタイプは、走行前に必ず外してください。
前方と側方の視界を妨げる装着のまま走ることは認められていません。
付けたまま走れる位置を探すなら、後席側の日除けや車のカーテンの選び方で扱っている仕切り方のほうが現実的です。
ヴェルファイア用の適合情報はどこに書いてあるか
通販の商品ページなら、「適合車種」「適合情報」という見出しの下に表形式で載っています。
車種名・型式・年式の3列が基本で、備考列にセンサー対応や定員による違いが書かれます。
パッケージ商品では箱の側面か裏面に同じ表が印刷されており、店頭ならここを見れば判断できます。
表に自分の行が見つからないときは、その商品が自分の車に対応していないか、適合確認が取れていないかのどちらかです。
「たぶん同じ形だから」で買わず、販売店かメーカーの問い合わせ窓口に型式と初度登録年月を伝えて確認してください。
取扱いのある商品は店舗や時期で変わるため、在庫の見通しも併せて聞いておくと無駄足になりません。
同じ手順の実例はハイエースのサンシェードの適合とエブリイのサンシェードでも書いています。
よくある質問
ヴェルファイア用と書いてあれば年式を気にしなくていいですか
気にしてください。
車種名は呼び名で、寸法を決めているのは型式と年式です。
20系・30系・40系ではフロントガラスの傾きも幅も違うため、適合表の行を車検証と照合しないと判断できません。
汎用サイズのサンシェードでも使えますか
使えますが、フロントガラスの実寸を測ってから選んでください。
下端の幅・上端の幅・中央の高さの3か所を、ガラス面に沿わせて測ります。
外寸が実寸より大きいと端が立ち上がり、小さいとガラスの縁にすき間が残ります。
全窓セットは何枚のものを選べばいいですか
枚数ではなく、覆われる窓の内訳で選んでください。
ヴェルファイアは左右のスライドドア窓の後ろにクォーターガラスがあり、商品によってはここを省いています。
車中泊で外からの視線を遮りたいなら、省略のないセットを選ぶほうが目的に合います。
まとめ
ヴェルファイアのサンシェード選びは、車検証の「型式」欄と「初度登録年月」欄を控えるところから始まります。
その2つで適合表の行を決め、備考欄で雨滴感知センサーへの対応を確認し、最後に畳んだときの置き場所から形を選べば、迷う要素はほとんど残りません。
汎用品を検討するなら、フロントガラスの実寸を3か所測ってから外寸と比べてください。
ぜひ本記事の適合表の見方と実寸の測り方を参考に、自分の車の行を見つけてから選んでください。





