SHARE:

車のサンバイザー収納の選び方と違い|買う前に見る点

車のサンバイザー収納の選び方と違い|買う前に見る点

信号待ちで西日が目に入り、サンバイザーを下ろしたらETCカードと駐車券が膝に落ちてきます。車のサンバイザーは本来、日差しを遮る板であって、収納場所として設計された部品ではありません。それでも手が届く位置にあるので、サングラスやカード類の置き場として後付けの収納グッズが数多く売られています。ただしサンバイザーの厚みは車種で違い、バニティミラーやスイッチが付いている面には挟めません。

本記事では、サンバイザー収納で実際に起きるトラブル・挟むタイプと差し込むタイプの選び分け・入れてよい物と避けたい物を解説します。

いいカー用品 編集部

「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

車のサンバイザー収納で起きるのは、日差しを遮った瞬間の落下です

サンバイザーに物を挟んだまま使っていて困るのは、日除けとして下ろしたときです。板を水平から垂直に近い角度まで回すので、中身は重力で縁から出る向きに動きます。カードやレシートのような薄い物ほど滑り落ちやすく、運転中にハンドルの下や足元へ落ちると、拾うために視線が外れます。

もう一つ、夏場の車内では熱の影響が出ます。サンバイザーは天井に近く、直射日光が当たるフロントガラスのすぐ内側にあるので、炎天下に停めた車内でもっとも温度が上がりやすい場所のひとつです。どの程度まで上がるかは駐車場所と時間で大きく変わるため数値では示しませんが、ボールペンや使い捨てライター、スマートフォンをそこへ常置するのは避けてください。レンズに樹脂コートの入ったサングラスも、同じ理由で置きっぱなしにしない前提で考えたほうが安全です。

サンバイザーに後付けできる収納グッズのタイプと向き不向き

売られている物は大きく3タイプに分かれます。どれを選ぶかは、車のサンバイザーの厚みと、入れたい物の重さで決まります。

タイプ取り付け方向いている中身
クリップ式バネやネジでサンバイザーの板を挟むサングラス、チケット1〜2枚
バンド式(カードホルダー)ゴムバンドや面ファスナーを板に巻くカード類、駐車券、薄いペン
ポケット式(オーガナイザー)ベルトで板を一周させて袋を吊る車検証入れ、ティッシュ、小物

クリップ式は厚みを先に測る

クリップ式は挟める板厚に上限があり、合わないと噛まずに滑ります。買う前にサンバイザーの縁の厚みを定規で測り、商品ページの対応厚みと照らし合わせてください。布張りの厚いサンバイザーだと、クリップが広がりきらずに閉じないことがあります。

ポケット式は荷重と視界で判断する

ポケット式は容量がある代わりに、入れるほど重くなります。サンバイザーの付け根は回転させるための樹脂と金属の軸なので、重い物を吊るし続けると下がり癖がついたり、固定が緩んだりします。また袋の分だけ板が下に伸びるので、日除けとして下ろしたときに前方の視界を余分に塞ぎます。走行中に視界を妨げる装着は避け、厚みのある物を入れるなら走行前に位置を確かめてください。

サンバイザー収納に入れないほうがよい物

車検証と自賠責保険証明書を上に置くのはおすすめできません。法令上は車に備え付けておく書類で、運転席のすぐ上という見える位置に常置すると、窓を割られたときに真っ先に持ち去られます。グローブボックス側に入れておくほうが無難です。

硬くて角のある物も避けたほうがよいでしょう。運転席のサンバイザーの正面には、多くの車でカーテンエアバッグやフロントエアバッグの展開範囲がかかります。展開時に室内へ飛ぶ可能性のある硬質な物(金属製のケース、ガラス製の芳香剤、厚い樹脂のコインケース)は、そこに固定しないでください。取扱説明書に「サンバイザー付近に物を取り付けない」旨の記載がある車種もあるので、自分の車の説明書を一度確認しておくと判断が早くなります。

場面別に、サンバイザー収納へ置いて使いやすい物

駐車場をよく使う人なら、入出庫の駐車券とETCカードの一時置き場としてバンド式が合います。料金所やゲート前で片手のまま抜き差しできる位置にあるのが利点で、落ちても膝の上で済みます。ただし出発前に抜く習慣を付けてください。ETCカードを炎天下の車内に挿しっぱなし・置きっぱなしにするのは、カード会社も避けるよう案内しています。

子どもを乗せて送り迎えをする場面では、運転席ではなく助手席側のサンバイザーに小さなポケット式を付け、ウェットティッシュや絆創膏を入れる使い方があります。助手席側は運転中に下ろす回数が少なく、停車してから手を伸ばせばよいので、落下の場面そのものが減ります。

長距離で高速道路を走る人は、サングラスの置き場として考えることになります。トンネルで外したサングラスをどこへ置くかで迷うなら、クリップ式が選択肢になりますが、日除けを下ろす頻度が高い西日の時間帯は、ドアポケットのほうが落ちません。日除けそのものの効き方を見直したいなら、車のサンバイザーの選び方に、純正の板で足りない場合の後付けタイプの違いまで書いています。

駐車中の日除けは、サンバイザー収納では解決しません

炎天下の駐車でダッシュボードが熱くなる問題は、サンバイザーに何を付けても変わりません。サンバイザーが覆うのはフロントガラスのごく一部で、ダッシュボード全面に当たる直射は遮れないからです。停めている間の熱対策は、フロントガラス全体を覆うサンシェードの役目になります。

どのタイプを使うかで置き場所と手間が変わるので、毎日付け外しするのか、週末だけの長時間駐車なのかで選び分けてください。タイプごとの違いは車のサンシェードの選び方にまとめています。車種で形が決まる商品なので、車検証の「型式」欄と「初度登録年月」欄を見て、商品ページの適合表で自分の行を探す手順になります。車種別の例としてはプリウスのサンシェードで適合表の読み方を具体的に扱っていますし、室内側を広く覆いたい場合は車のカーテンの選び方も判断材料になります。

よくある質問

サンバイザーに挟む収納は車検に影響しますか

車検の可否は検査時の状態と検査する側の判断によるため、通る通らないを断定できません。ただし前方の視界を妨げる状態は装着が禁じられているので、サンバイザーを下ろしたときに視界へ余分にかかる物は、走行前に外す前提で使ってください。

車種を問わず使える「汎用」と書かれた商品なら大丈夫ですか

汎用品でも、挟める板の厚みには上限があります。サンバイザーの縁の厚みを測ってから、対応範囲に入っているか商品ページで確かめてください。バニティミラーやスイッチが付いている面には、そもそも挟めません。

サングラスを入れたままにしておいても平気ですか

夏の駐車中は、サンバイザー付近は車内でも温度が上がりやすい場所です。レンズのコートやフレームの樹脂への影響を考えると、降りるときに持ち出すか、ドアポケットなど低い位置へ移すほうが安心です。

運転席と助手席、どちらに付けるのがよいですか

運転中に手が届く利点を取るなら運転席側ですが、日除けとして下ろす回数が多いぶん中身が落ちます。落下を減らしたいなら助手席側です。頻繁に出し入れしない物ほど、助手席側が向いています。

まとめ

車のサンバイザーは日差しを遮る板なので、収納を足すと下ろしたときに中身が落ちるという前提から考えてください。薄いカード類ならバンド式、サングラスならクリップ式、容量が要るならポケット式ですが、いずれも板の厚みを測ってから選ぶことになります。車検証や硬い物を運転席上に固定するのは、盗難とエアバッグの両面から避けたほうが無難です。

駐車中の暑さはサンバイザーでは解決しないので、そこは別の道具の仕事になります。ぜひ本記事のタイプ別の比較表と、入れてよい物・避けたい物の線引きを参考に、自分の使う場面に合う一枚を選んでください。

あなたへのおすすめ