車のサンシェードドラレコは何が違う?選び方の順番

フロントガラスの内側にサンシェードを広げたとき、ルームミラー付近のドライブレコーダーがちょうど隠れてしまいます。駐車監視を有効にしているなら、レンズの前に遮光板が立ちふさがった状態になり、記録されるのは暗い布地だけです。炎天下の駐車では車内が熱くなるほど本体の温度も上がり、録画が止まったり内蔵電池が傷んだりする場面も起きます。本記事では、サンシェードとドライブレコーダーが干渉する理由、切り欠きや分割で両立させる選び方、夏場の駐車で避けたい仕様、付け外しの手順まで解説します。
いいカー用品 編集部
「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
車のサンシェードとドラレコが干渉するのは、どちらもガラス上端の同じ場所を使うからです
ドライブレコーダーは、フロントガラス上部の中央寄り、ルームミラーの裏側あたりに取り付けるのが一般的です。これは前方の視界を妨げにくい位置で、かつ道路の先まで写る画角が取れる場所だからです。一方の車用サンシェードは、ガラス全面を覆って直射を遮るのが目的なので、上端はガラスの縁まで届く形で作られています。結果として、両者はガラス上端の同じ帯を取り合うことになります。
この重なり方は車種で変わります。ミニバンのように立ったフロントガラスでは、サンシェードの上端が本体の下を通り抜けることがあります。反対にセダンや軽ハイトワゴンでガラスが寝ている車では、遮光板がそのままレンズの前に被さります。自分の車がどちらなのかは、実際にミラー裏をのぞいて、本体の下端からガラスの縁までどれだけ隙間があるかを指で測ってみてください。指が1本も入らないなら、切り欠きのない大判タイプは収まりません。
駐車監視を使っているなら、サンシェードで車内の熱を抑える意味のほうが大きいです
干渉するからサンシェードをやめる、という判断は損をします。ドライブレコーダーは電子機器なので、車内にこもった熱の影響をまともに受けます。本体に高温時の動作停止や録画中断が起きることがあるのは各社が注意として案内しているとおりで、内蔵の電池やコンデンサーも高温に弱い部品です。ダッシュボードに直射が当たる面積を減らせば、車内温度の上がり方はゆるやかになります。下がり幅は駐車場所・外気温・停めている時間で大きく振れるため、何度下がるとは言えません。
とくに駐車監視機能を使っている場合、エンジンを止めたあとも本体は動き続けます。冷房も効いていない密閉された車内で動作させるのですから、熱の対策と記録の確保を両立させる形を探すほうが現実的です。具体的には、レンズ前だけを避けてガラス全体は覆う、という考え方になります。
ドラレコ付きの車で選ぶべきサンシェードの条件
ミラー部分に切り欠きがあるタイプ
フロントガラス用のサンシェードには、上端中央にくぼみや切り欠きが設けられた製品があります。もともとはルームミラーの付け根を逃がすための形ですが、この切り欠きがドライブレコーダー本体とレンズを避ける通り道にもなります。選ぶときは、切り欠きの幅と深さが自分の本体のサイズに足りるかを見てください。本体の横幅が広い一体型や、レンズが本体から離れた位置にあるタイプでは、浅い切り欠きでは足りません。
左右で分かれる2分割タイプ
運転席側と助手席側が別々になっている製品なら、中央に隙間ができます。その隙間の幅ぶんだけレンズの前が空くので、切り欠きの寸法を気にせずに済みます。ただし真ん中に光の通り道が残るため、遮光の面では一枚物に劣ります。カメラの視界を確保することを優先するか、遮光を優先するかで選び分けてください。
吸盤ではなく自立または挟み込みで留まるタイプ
本体やその配線が通っている場所に吸盤を押し付けると、位置がずれたりケーブルを押し込んだりします。サンバイザーで上端を挟む方式や、折り目の弾力で突っ張って自立する方式なら、ガラス面の限られた場所に力を集中させずに済みます。サンシェードの構造の違いは車のサンシェードの選び方にまとめています。
ドラレコがある車で避けたほうがよいサンシェードの仕様
上端がまっすぐな一枚物の大判タイプは、価格が手頃で遮光の面では優秀ですが、本体がガラスから大きく突き出ている車では無理に押し込むことになります。押し込めば両面テープやブラケットに横方向の力がかかり、角度がずれる原因になります。撮影の向きが下を向いてしまえば、記録として役に立ちません。
吸盤で固定するタイプも、本体の真下に吸盤が来る配置になるなら避けたほうが無難です。夏場は吸盤そのものが熱で変形し、落下してダッシュボードに当たることもあります。
遮光層に金属蒸着を使った製品では、電波の通り方に影響が出る可能性も指摘されています。通信機能を使うドライブレコーダーや、ガラス上部にアンテナを持つ車では、サンシェードを広げたまま通信を期待しないほうが確実です。走行時には外す前提で使ってください。
サンシェードを使う車での付け外しの手順と、走行前の確認
駐車するときは、エンジンを止めて本体の電源状態を確認してからサンシェードを広げます。駐車監視を使うなら、レンズの前が空いているかを車外からのぞいて確かめてください。ガラス越しにレンズが見えれば、記録される映像にも前方が写っています。
走行前は、サンシェードを外してから発進します。前面ガラスを覆ったままの走行は前方の視界を妨げるので、どんな製品でも外すのが前提です。外したサンシェードは、ダッシュボードの上に置かないでください。ガラスに映り込んで前が見えにくくなるうえ、急ブレーキで前に飛びます。巻き取り式なら細く丸めて助手席足元やドアポケットへ、折りたたみ式ならシートの背面ポケットや荷室へ入れるのが安全です。
サイドの窓に日除けを付ける場合も同じで、運転席と助手席の窓は走行前に外します。後席の窓やリアガラスの扱いについては車のカーテンの選び方で、取り付け位置ごとの考え方を扱っています。
車種ごとの適合は、車検証の型式欄から確かめます
同じ車種名でも、年式やグレードでフロントガラスの大きさと傾きが変わります。ドライブレコーダーの取り付け位置も人によって違うため、「この車ならこのサンシェード」と言い切れる組み合わせはありません。確認する順番としては、まず車検証の「型式」欄と「初度登録年月」欄を見て、商品ページの車種適合表で自分の行を探します。そのうえで、本体の下端からガラス縁までの隙間を実際に測って、切り欠きの深さが足りるかを照らし合わせてください。
車種別に用意されたサンシェードは、ガラスの形には合いますが、後付けのドライブレコーダーまで想定しているとは限りません。車種別品の適合の読み方はハイエースのサンシェードの適合で、車検証のどこを見るかから説明しています。軽の背高タイプで迷うならN-VANのサンシェードに、年式とグレードで分かれる点を書いています。
よくある質問
サンシェードをしたままでも駐車監視は録画されますか
本体は動いていますが、レンズの前が遮光板で塞がれていれば、映っているのはその布地だけです。前方の様子を記録したいなら、レンズの前が空く切り欠きつきか2分割タイプを選んでください。
切り欠きの寸法はどこを見れば分かりますか
商品ページの寸法図に、上端中央のくぼみの幅と深さが書かれていることがあります。記載がない場合は、展開時の全体寸法から判断できないので、2分割タイプのように中央が確実に空く形を選ぶほうが確実です。
ドライブレコーダーが夏の車内で壊れることはありますか
高温による動作停止や、内蔵電池の劣化が起きることがあります。各社とも高温時の注意を案内しているので、直射を減らすサンシェードの併用と、長期間の駐車時は本体を取り外すという選択肢も考えてみてください。
マグネット式のサンシェードはドライブレコーダーに影響しますか
フロントガラスは金属ではないので、ガラス面にマグネットで留める製品はありません。窓枠に磁石で留めるサイド用については、本体から距離があるため実用上の問題は考えにくいものの、記録メディアの近くに磁石を長時間置かない配慮はしておいてください。
まとめ
サンシェードとドライブレコーダーは、どちらもフロントガラス上端の同じ場所を使うため、何も考えずに大判の一枚物を買うとレンズを塞ぎます。駐車監視を使っているなら、切り欠きつきか2分割タイプを選んで、レンズの前だけを空けるのが現実的な落としどころです。遮光を優先するか記録を優先するかは、停める場所と時間で判断が変わります。
選ぶ前にやることは2つで、本体の下端からガラス縁までの隙間を測ること、車検証の型式欄と初度登録年月を控えて適合表の行を探すことです。ぜひ本記事の3つの条件と避けたい仕様を参考に、自分の車とドライブレコーダーの位置に合う一枚を選んでください。


