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車の後部座席シートカバーはどれを選ぶ?違いと判断の基準

車の後部座席シートカバーはどれを選ぶ?違いと判断の基準

後部座席のシートカバーを探し始めると、運転席用は1枚単位で売っているのに、後ろは「リア用」「後部座席セット」と呼び名が揺れていて、写真を見ても何が何枚入るのか分かりません。後席には分割可倒の切れ目があり、6対4や5対5で背もたれが分かれている車では、前席用と同じ発想で1枚物を買うとシートが倒せなくなります。さらにチャイルドシートのISOFIX金具やアームレストの穴の位置も、車種と年式で変わります。本記事では、子どもの送り迎えや濡れた荷物を積む場面で後席に何が起きるのか、後部座席シートカバーで確認すべき分割と穴の位置、付けっぱなしにする場合の手入れまで解説します。

いいカー用品 編集部

「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

子どもを乗せる車の後部座席に起きていること

後部座席の傷み方は、運転席とは原因からして違います。運転席は体重が同じ場所に乗り続けることで座面が沈み、サイドサポートが乗り降りで擦れます。後席で先に汚れるのは、座面の前寄りと背もたれの下部です。チャイルドシートを載せていれば、その底面とベルトの金具が同じ一点に荷重をかけ続けます。

飲み物をこぼす、靴の裏の砂が落ちる、濡れたレインコートをそのまま置く、といった出来事も後席に集中します。運転席は本人が気をつけますが、後ろは起きてから気づくことがほとんどです。布地の座面に水分が落ちると、表面だけ拭いても内部のウレタンまで染みていることがあり、乾くまでに時間がかかって臭いが残ります。すでに染みているシートの汚れについては、車のシートの汚れ落としに原因別の手順を書いています。

つまり後部座席のシートカバーは、座り心地を整える道具というより、落ちてくるものを受け止めて外せるようにする道具として考えたほうが実情に合います。この前提が決まると、選ぶ条件も絞り込めます。

後部座席シートカバーで最初に確認するのは分割と可倒の形

買う前に確かめてほしいのは、後席の背もたれがどう分かれているかです。

背もたれの分割を実車で数える

後席の背もたれは、一体で倒れるタイプ、6対4で分かれるタイプ、5対5で分かれるタイプ、中央にアームレストを内蔵するタイプがあります。カタログを見るより、実際に後席に回ってシートの表面を見たほうが確実です。縫い目ではなく、背もたれの上端に入っている切れ目を探してください。切れ目が右寄りにあれば6対4、真ん中なら5対5です。

一体型の後席に分割タイプのカバーを付けること自体はできますが、逆はできません。分割シートに一体型のカバーを掛けると、背もたれを前に倒したときにカバーが突っ張り、荷室が使えなくなります。週末に自転車や長尺物を積む車なら、ここで選択肢が半分に減ります。

ヘッドレストの本数と取り外しの可否

後席のヘッドレストは2本の車と3本の車があります。中央席にヘッドレストがない年式もあるため、セット内容と本数が合わないことがあります。装着時にヘッドレストを一度抜く商品が多いので、抜けるかどうかも先に試してください。ロックボタンを押さないと抜けない構造が一般的です。

チャイルドシートを載せる後部座席で避けたい仕様

送り迎えで毎日チャイルドシートを使うなら、避けたほうがよい仕様がはっきりしています。

まず、座面と背もたれの隙間を全面的に覆ってしまうタイプです。ISOFIX(アイソフィックス)という、車体側に固定金具が埋まっている取り付け方式では、座面と背もたれの境目に金具へアクセスする隙間があります。ここをカバーの生地で塞ぐと、チャイルドシートを差し込む位置が分からなくなり、無理に押し込めば生地を噛み込んだまま固定することになります。商品ページにISOFIXの切り欠きに関する記載があるかを確認し、無ければ購入前に販売店へ問い合わせてください。トップテザー(背もたれ上部のベルトを引っかけるフック)を使う場合も同様で、背面側に通し穴が要ります。

次に、表面が滑りやすい合成皮革です。拭き取りが楽という利点はありますが、チャイルドシートの底面が滑りやすくなり、固定したつもりでも揺れることがあります。合成皮革を選ぶなら、チャイルドシートの下に専用の滑り止めマットを併用するかどうかまで含めて考えてください。

厚みも関係します。座面に厚いクッション層が入るカバーは、シートベルトの金具が沈んで取り出しにくくなることがあります。素材と構造の違いは車のシートカバーの選び方に向き不向きまでまとめています。

濡れた荷物と砂を持ち込む後部座席で選ぶ素材

部活の送り迎えや海遊びの帰りのように、濡れたものが後席に乗る車では、求める性能が変わります。

素材タイプ水分への強さ砂・泥への対応向いている場面
合成皮革(レザー調)表面で弾き、拭き取れる縫い目に入ると取りにくい飲み物をこぼしやすい子ども用
ポリエステル生地染み込むが洗える製品がある掃除機で吸いやすい砂やほこりが主な汚れ
防水生地(裏面コーティング)内部への浸透を抑える表面は生地なので砂は残る濡れた服や道具を積む

どれを選ぶかは、こぼれるものが水分か粉状かで決まります。ジュースや汗が中心なら、拭ける表面か裏面コーティングのあるものです。砂と枯れ葉が中心なら、掃除機の先が入る生地のほうが手間が少なくて済みます。なお防水生地と書かれていても、縫い目から水が通る製品はあります。完全に通さないと断定できる商品はまれなので、濡れたものは下に1枚タオルを挟む前提で考えておくと安心です。

後部座席シートカバーは付けっぱなしか、外せるかで手間が変わる

後席のカバーは、前席と違って付け外しの頻度が低くなります。運転席のカバーは毎日座る人が触れるぶん気になりますが、後席は週に数回しか人が乗らない車も多く、汚れたときだけ外せれば足りることがほとんどです。

そこで確認したいのが、固定方法です。シート裏でベルトを結ぶタイプ、面ファスナーで留めるタイプ、ゴムで引っかけるタイプがあります。年に数回しか外さないならベルト式でかまいませんが、汚れるたびに洗う前提なら面ファスナーかゴム式のほうが短時間で済みます。

洗濯機で洗えるかどうかは製品によって分かれます。合成皮革は基本的に水拭きで、丸洗いできません。洗える生地でも、裏面にコーティングがある製品は乾くまでに半日以上かかることがあるため、替えがない状態で洗うと後席が裸のままになります。送り迎えで毎日使う車なら、洗う日をあらかじめ決めておくか、汚れた部分だけ拭く運用にしてください。

外したカバーの置き場所も考えておくと困りません。後席1列ぶんでも、畳むと枕くらいのかさになります。荷室の小物を整理する方法は車のシート収納の選び方で扱っています。

車種別の後部座席シートカバーは適合表で行を探す

「車種専用」と書かれた商品でも、同じ車種名の全年式に合うわけではありません。フルモデルチェンジをまたげばシートの形が変わりますし、同じ世代でもグレードによってアームレストの有無や分割比率が違うことがあります。

確認の手順は、車検証の「型式」欄と「初度登録年月」欄を見て、商品ページの適合表で自分の行を探すことです。中古で買った車なら、前の所有者が登録した時期がそのまま基準になります。年式の範囲が「◯年◯月〜◯年◯月」と区切られている適合表では、月まで見てください。

行が見つかったら、定員と後席の分割比率、ヘッドレストの本数が自分の車と一致しているかを照合します。ここまで揃って初めて、その商品が自分の車に合うと言えます。ワゴン車のように後席が2列以上ある車種では、どの列のぶんが含まれるのかも確認が要ります。車種ごとの適合の確認手順はハイエースのシートカバーやジムニーのシートカバーに、適合表の読み方まで書いています。

よくある質問

後部座席だけシートカバーを付けると見た目が浮きますか

前席と素材や色が違えば、乗り込んだときに差は分かります。気になるなら、純正シートの色に近い無地を選ぶか、同じシリーズの前席用も後から足せるかを確認してください。汚れるのが後席だけなら、後席のみの装着でも実用上の問題はありません。

チャイルドシートを付けたままシートカバーを装着できますか

いったん外す必要があります。カバーは座面と背もたれの隙間に生地を押し込んで固定するため、チャイルドシートが載った状態では通せません。外したあとの再固定は取扱説明書の手順に従い、ベルトの通し方とロックの掛かりを必ず確認してください。

後部座席のシートカバーで腰の痛みは軽くなりますか

シートカバーは表面を覆うものなので、座面の沈み方や姿勢そのものを変える働きはほとんどありません。長距離で腰に負担を感じるなら、クッションを足すほうが現実的で、車のシートクッションに腰の負担を基準にした選び分けを載せています。痛みが続く場合は医療機関に相談してください。

エアバッグが付いている後席でも使えますか

車種によっては後席の側面にサイドエアバッグが入っています。その場合、展開を妨げない設計の製品を選ぶ必要があり、商品ページにサイドエアバッグ対応と明記されているかを確認してください。記載がなければ販売店に問い合わせ、分からないまま装着するのは避けてください。

まとめ

後部座席のシートカバーは、座り心地より「落ちてくるものを受けて外せること」で選ぶほうが実情に合います。最初に見るのは背もたれの分割比率とヘッドレストの本数で、ここが合わないとシートが倒せなくなります。チャイルドシートを載せるならISOFIXの切り欠きがあるか、滑りやすい表面で揺れないかまで踏み込んでください。素材は、こぼれるものが水分か砂かで決まります。

車内の快適さをまとめて考えたいときは、車のシート快適グッズに悩み別の選び方を載せています。ぜひ本記事の素材タイプの比較表と適合表の照合手順を参考に、ご自身の車の後席に合う1セットを選んでください。

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