ルーミーのカーテン|年式とグレードで変わる選び方

ルーミーのカーテンを探すと、商品ページに「ルーミー・タンク・トール・ジャスティ対応」という4車種の並記をよく見かけます。これはトヨタのルーミーとダイハツのトールが同じ車体をベースにした兄弟車で、窓の形とピラーの位置がほぼ共通だからです。ただし同じルーミーでも、2016年の発売から2020年のマイナーチェンジを挟んで前期と後期があり、カスタムグレードではリアのプライバシーガラスの濃さも違います。遮光の必要量が変わるのはこのためです。
本記事では、ルーミー対応カーテンの表記が何を指しているのか、取り付け方式ごとの違い、車検証のどこを見て適合表の行を決めるのか、そして合わなかったときに何が起きるのかを解説します。
いいカー用品 編集部
「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ルーミー対応カーテンの「車種別」表記が指しているもの
カーテンの商品ページにある「車種別」や「専用設計」という表記は、その車の窓枠の形に合わせて布の幅と高さ、レールやフックの位置を決めてあるという意味です。衣類のサイズ表記のような全国共通の規格はなく、各メーカーが自社で実車の寸法を測って型紙を作っています。そのため同じ「ルーミー用」でも、メーカーが違えば布の枚数も吸盤の数も揃いません。
もうひとつ混同しやすいのが、車種別カーテンと汎用カーテンの違いです。汎用品は窓の高さだけを「軽自動車用」「普通車用」のような区分でまとめていて、ルーミーのような背の高いコンパクトカーだと丈が足りないか、逆に余って裾が垂れることがあります。車種別と書かれているかどうかは、適合の第一段階にすぎません。実際にどの行を見るかは、車検証を開いてから決めます。
フロント・リア・サイドで必要なものが違う
ルーミーの窓は、フロントガラス、運転席と助手席のサイド、リアドアのサイド、クォーターウインドウ(リアドアのさらに後ろにある小窓)、リアゲートガラスに分かれます。車中泊用のセットはリアドア以降をまとめて覆う構成が多く、フロントまで含むものは別売りのサンシェードになっていることがほとんどです。「フルセット」と書かれていても何枚入りかは商品ごとに違うので、枚数と対応する窓の名前を商品ページで数えてください。
取り付け方式は3タイプ|ルーミーで選び分ける基準
ルーミー向けに流通しているカーテン類は、固定の仕方で3つに分かれます。どれを選ぶかで、付け外しの手間と遮光の密着度が変わります。
| タイプ | 固定の仕組み | 向いている人 |
|---|---|---|
| 吸盤式 | ガラス面に吸盤を直接押し付ける | 年に数回、車中泊や仮眠のときだけ使う人 |
| レール・フック式 | 内張りの純正フックや後付けレールに引っ掛ける | 開閉を繰り返したい人、日常的に使う人 |
| はめ込み式(遮光パネル) | 窓枠の内側に生地や板を押し込んで保持する | 遮光をできるだけ強くしたい人 |
吸盤式は工具なしで付きますが、ガラス内側に油膜が残っていると縁が浮いて落ちます。レール・フック式は開け閉めが一番楽で、停車中に換気したいときにも扱いやすい反面、後付けレールを使うなら両面テープや固定具の貼り付け位置を先に決めておく必要があります。はめ込み式はガラスと生地のすき間が小さく光漏れが少ないものの、走行時は畳んで積むので車内に置き場所が要ります。
自分のルーミーに合う行を決める手順
まず車検証を開いて、「型式」欄と「初度登録年月」欄の2か所を控えてください。この2つがあれば、適合表のどの行を見ればいいかはほぼ決まります。中古で買った車なら、前のオーナーが登録した年月がそのまま基準になります。
次に、適合表で年式の範囲を見ます。ルーミーは2016年の発売後にマイナーチェンジを経ていて、適合表が「2016年11月〜2020年8月」「2020年9月〜」のように前期と後期で分かれていることがあります。モデルチェンジの発表時期と自分の車の登録年月は一致しないので、カタログの世代名ではなく車検証の日付で照合してください。
最後に確認するのがグレードです。標準車とカスタムでは外装の形が違いますが、カーテンに影響するのは主にリアのプライバシーガラスの有無と濃さです。もともと濃いガラスが入っていれば薄手の生地でも夜間の目隠しとしては足りますし、逆に標準ガラスなら遮光性能を謳う生地のほうが安心でしょう。グレード名で適合表の行が分かれている商品もあるので、車検証の記載だけで判断できないときは商品ページの備考欄まで読んでおくと確実です。車種ごとの確認の流れそのものはハイエースのサンシェードの適合|車検証のどこを見るかに、車検証の見方から順を追って書いています。
ルーミー用でも商品によって寸法が合わない理由
同じ「ルーミー対応」でも寸法が揃わないのは、メーカーごとに基準にしている寸法が違うからです。窓ガラスそのものの大きさを基準にする商品と、内張りの縁まで覆う前提で余裕を持たせている商品があり、後者のほうが生地は一回り大きくなります。外寸の表記だけを比べても、どこまでを覆う寸法なのかは書かれていないことが多いのが実情です。
遮光の表記にも統一基準はありません。「遮光1級」のような等級はカーテン業界の指標で、ルーミー向けの車用品すべてに同じ試験が行われているわけではありません。生地が黒くても、縁に2〜3ミリのすき間が空けば外の明るさはそこから入ります。遮光の強さは等級の数字よりも、窓枠にどれだけ沿うかで決まる部分が大きいと考えてください。商品タイプごとの違いは車のカーテンの選び方|迷ったときの判断の目安で、生地と固定方法を分けて扱っています。
ルーミーで合わないカーテンを付けると起きること
丈が長すぎると、裾がシートベルトの金具やドアの内張りに引っかかり、ドアを閉めるたびに生地を挟みます。リアドアのスライド部分に垂れると、閉じる動きを邪魔することもあります。逆に小さすぎれば、窓枠との間にすき間が残って目隠しになりません。吸盤式でガラスの曲面に合わないものを選ぶと、中央は付いても四隅が浮いて、夜のうちに落ちます。
見落としやすいのが、フロントとサイドの扱いです。運転席と助手席の窓、そして前面ガラスに日除けを付けたまま走ることは、前方と側方の視界を妨げるため認められていません。駐車中の仮眠に使ったら、走り出す前に必ず外してください。リアドアより後ろのカーテンについても、開けたままでルームミラーの視界をふさぐ位置に布が垂れていないかを、動かす前に確かめておくと安心です。
ルーミー対応かどうかはどこを見れば分かるか
通販の商品ページなら、タイトルの直後ではなく「商品詳細」や「適合車種」のタブに本当の情報が入っています。見るのは、対応車種名と年式の範囲、入っている枚数、どの窓に対応するか、固定方式の4点です。タイトルに「ルーミー」とあっても、詳細欄で「リアのみ」と限定されていることがあります。
実店舗の場合は、パッケージ裏面か側面に適合表が印刷されています。ここに年式の区切りが書かれていなければ、汎用品である可能性が高いので、窓の実寸を測ってから判断してください。測る場所は、覆いたい窓の内側の幅と高さ、そして一番膨らんでいる箇所です。曲面の大きい窓ほど、平らな生地では浮きます。サンシェード全般の選び方は車のサンシェードの選び方|タイプ別の違いと目安にまとめています。
よくある質問
ルーミー用とトール用のカーテンは同じものですか
多くの商品で同じ型番が両方に対応しています。ルーミーとトールは同じ車体をベースにした兄弟車で、窓の形状とピラー位置がほぼ共通だからです。ただしメーカーによっては片方しか適合表に記載していないことがあるので、ルーミーの名前が適合表に入っているかを確認してください。
カーテンを付けたまま車検は通りますか
車検の可否はここでは断定できません。運転席と助手席の窓、前面ガラスの視界を妨げる装着は認められていないため、少なくともその範囲は取り外せる状態にしておいてください。リアドアより後ろの扱いを含め、判断に迷う場合は検査を受ける整備工場に事前に相談するのが確実です。
カーテンとサンシェードはどちらを選べばいいですか
開け閉めを繰り返したいならカーテン、停めている間ずっと覆っておきたいならサンシェードが向いています。カーテンは布を寄せるだけで外が見えるので車中泊での換気や着替えに扱いやすく、サンシェードは窓枠にぴったり入るぶん遮光が強いという違いがあります。両方を窓ごとに使い分ける人もいます。
まとめ
ルーミー向けのカーテンは、車種名だけで決まるものではありません。車検証の型式欄と初度登録年月で適合表の行を絞り、グレードごとのプライバシーガラスの濃さを踏まえて生地の厚みを決め、そのうえで吸盤式・レール式・はめ込み式のどれが自分の使い方に合うかを選ぶ、という順になります。メーカーごとに寸法の基準が違うので、外寸の数字だけを比べても答えは出ません。
覆いたい窓がどこで、何枚必要なのかが決まれば、候補はかなり絞れます。ぜひ本記事の取り付け方式の比較表と適合確認の手順を参考に、自分のルーミーに合う一組を選んでください。

