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車のトランクマットはどれを選ぶ?違いと判断の基準

車のトランクマットはどれを選ぶ?違いと判断の基準

荷室のカーペットに、湿った土の跡が輪になって残っています。ホームセンターで買った土のう袋を積んだあと、あるいは雨の日にたたんだ傘をそのまま放り込んだあとです。カーペットは繊維の奥まで水を吸うので、拭いても表面だけが乾き、数日後に生乾きのにおいが残ります。トランクマット(ラゲッジマット)は、この「持ち込まれる水と砂」を荷室の床に触れさせないための道具です。

荷室で起きることは、足元で起きることと性質が違います。人が踏む回数は少ない代わりに、重い物が擦れ、こぼれた液体が長時間そのままになります。そのため求める仕様も変わります。本記事では、荷室で実際に起きる汚れ方・その場面で選ぶべき素材と縁の形・かえって裏目に出る仕様・適合表の確認手順を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

荷室のカーペットは、足元より乾きにくい場所です

荷室の汚れが厄介なのは、気づくまでに時間がかかるからです。足元のマットなら乗り降りのたびに目に入りますが、リアゲートは日常的に開けない人も多く、こぼれた飲み物やスーパーの袋から漏れた水分は、次に荷物を積むまで放置されます。

そのうえ荷室は空気が動きにくい場所です。後席の背もたれで仕切られ、エアコンの吹き出し口からも遠いので、いったん湿った繊維はなかなか乾きません。夏場に濡れたレジャー用品を積んで帰り、翌朝ドアを開けたときのにおいは、この乾きにくさが原因になっている場合があります。

荷室に持ち込まれるものは、足元と種類が違う

足元に入るのは主に靴の裏の砂と雨水ですが、荷室に入るのは園芸用の土袋、雨に濡れた傘、砂のついた子どもの長靴、ペットの足、灯油のポリタンク、キャンプ帰りの濡れたタープなどです。粒の大きな砂や泥は繊維に絡んで掃除機でも吸いにくく、液体は面で広がります。汚れの種類が違うので、選ぶ基準も足元とは分けて考えてください。

トランクマットで最初に決まるのは、防水性と縁の立ち上がり

荷室で液体をこぼす前提に立つなら、素材の吸水性と、縁が立ち上がっているかどうかで候補はほぼ絞れます。布地に樹脂を裏打ちしただけのタイプは、表面がカーペットなので水を吸います。トレー状のタイプは、ゴムやポリ塩化ビニルなどの樹脂を成形したもので、縁が数センチ立ち上がっているため、こぼれた液体を内側に留めます。

タイプ水のこぼれ方向いている場面
カーペット系(表面が布)表面で吸う。裏打ち樹脂で床までは通しにくい荷物が乾いている買い物中心の使い方
樹脂トレー系(縁が立つ)内側に溜まる。傾けて捨てられる園芸用品・釣り・キャンプ・ペット
薄手のシート系面では防ぐが縁がないため横から流れる砂やほこりの受け止めが主目的

縁の立ち上がりは、荷室では足元より意味が大きくなります。荷室の床はリアゲート側へわずかに傾いていることがあり、こぼした液体が開口部の隙間へ向かって流れると、内張りの裏側に入り込みます。縁が立っているだけで、その流れを止められます。

洗える構造かどうかも見てください

樹脂トレー系は取り出して水をかけ、ブラシで擦れます。カーペット系は洗えるものと表面だけを拭くものに分かれるので、商品ページの手入れの記載を先に読んでください。積むものが土や泥に寄るほど、丸洗いできる構造の価値が上がります。

荷室では裏目に出やすい仕様

厚ければ良いというわけではありません。荷室の床は、車種によっては下にサブトランクや工具、パンク修理キットが収まっていて、その上げ蓋を開けるためにマットをめくる必要があります。厚くて硬いトレー状のものは、めくるたびに全体を持ち上げることになり、荷物を積んだ状態では動かせません。上げ蓋を頻繁に使う人は、分割式か薄手のものを検討してください。

もう一点、滑りやすい表面は荷室では扱いにくくなります。樹脂の平らな面は水を弾く代わりに、レジ袋やプラスチックケースが制動のたびに前後へ移動します。表面に細かい凹凸や溝が入っているもの、あるいは中央だけ起毛になっているタイプを選ぶと、この移動は減ります。

純正のカーペットの上へ重ねて敷く場合、後席の背もたれを倒す機構やシートベルトのバックル、荷室のフックを覆ってしまう形状もあります。倒した背もたれを荷室の床とつなげて使う人は、背もたれ側まで覆うタイプかどうかを確認してください。足元と荷室で必要な仕様がどう分かれるかは、車のマットの選び方で解説しています。

トランクマットを使う場面ごとの実際

雨の日と買い物のとき

濡れた傘は、袋に入れても袋の外側が濡れます。トレー状のマットなら傘をそのまま横倒しにでき、帰宅後に水を捨てられます。スーパーの買い物は液漏れの頻度が高いので、レジ袋を置く位置を決めておくと汚れる範囲が限られます。

子どもの送り迎えと部活の荷物

土のついたスパイクやユニフォームの入ったバッグは、砂を大量に落とします。砂は掃除機で吸いにくいので、取り出して逆さにできる構造が向いています。使い終わったマットを車内でひっくり返すと砂が散るため、外に出して払ってください。

ペットを乗せるとき

抜け毛と足の泥に加えて、車酔いでの汚れも起こります。荷室にケージを置くなら、ケージの脚が当たる部分に傷が入ることもあるので、傷を気にする人は樹脂系のほうが安心でしょう。においが残ったときは、丸洗いできるかどうかがそのまま対処のしやすさになります。なお、車酔いが続く場合の体調については医療機関や動物病院に相談してください。

適合の確認は、車検証の型式欄と初度登録年月から

荷室の形は、同じ車種名でも年式やグレードで変わります。3列シート車では3列目の畳み方で床の段差が生まれ、ハイブリッド車ではバッテリーの位置で床の高さが変わることもあります。ラゲッジボードのオプションが付いているかどうかでも、敷ける面の形が違います。

そのため確認する順番を決めてください。まず車検証の「型式」欄と「初度登録年月」欄を見ます。次に商品ページの適合表で、その型式の行を探し、年式の範囲に自分の車が入っているかを照らし合わせます。最後にグレードやオプションの注記を読み、3列目の有無やボードの有無で行が分かれていないかを確かめます。車種名だけで「◯◯用」と書かれた商品を選ぶと、開口部の切り欠きが合いません。

車種別の確認手順を具体例で見たい場合は、ヤリスクロスのラゲッジマットの適合の確認点で解説しています。足元側の適合の考え方は車のフロアマットの違いで解説しています。

よくある質問

フロアマットとトランクマットは兼用できますか

合う場所が違うので兼用はできません。フロアマットは足元、トランクマットは荷室です。足元用はペダル側に切り欠きがあり、荷室に敷くと形が余ります。逆に荷室用を足元に敷くと、ペダルやアクセルに干渉するおそれがあります。

純正のカーペットの上に重ねても大丈夫ですか

荷室は乗員がペダルを踏む場所ではないので、足元ほどの危険はありません。ただし荷室のフックやシートベルトのバックル、上げ蓋を覆う形になっていないかは確認してください。

撥水スプレーで代用できますか

表面の水は弾きますが、砂や泥は繊維に入り込みます。効果の持続も使用状況で変わるため、頻繁に濡れた物を積む使い方なら、取り出して洗える一枚を敷いたほうが手間は減ります。

車中泊にも使えますか

荷室を保護する目的の製品なので、寝るための厚みやクッション性はありません。寝床としての快適さは別の製品が担います。車中泊マットの違いと選び方で解説しています。

汎用サイズを切って使ってもいいですか

切れる素材なら可能ですが、開口部の段差や3列目のヒンジ部分は形が複雑で、切り口が浮いてめくれの原因になります。切る前に新聞紙などで型を取ってから当ててみてください。

まとめ

荷室の汚れは、気づくまでに時間がかかり、乾きにくい場所にたまります。そのため選ぶ基準は足元とは別で、こぼす前提に立つなら防水性と縁の立ち上がりから決めるのが実際的です。積むものが土や泥に寄るほど、取り出して洗える構造の価値が上がります。

一方で、厚くて硬いものは上げ蓋を開けにくくし、平らな樹脂面は荷物を滑らせます。自分がどれだけ上げ蓋を使うか、何を積むかを思い出してから絞ってください。ぜひ本記事の素材別の比較表と、車検証の型式欄から適合表を照合する手順を参考に、自分の荷室に合う一枚を選んでください。荷室に何を敷くか迷っている段階なら、ラゲッジマットの選び方の順番で解説しています。

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