フィットのフロアマット|型式で変わる選び方の基準

フィット用のフロアマットで「◯◯年式〜」「1・2列目セット」といった表記が並んでいて、どの行が自分の車なのか分からず手が止まります。判断の基準は車種名ではなく、車検証に書かれた「型式」欄と「初度登録年月」欄の2か所です。フィットは世代が3回変わっていて、同じ「フィット」でも床の形とマットを留める金具の位置が違います。
さらにハイブリッド車とガソリン車で運転席側の形が分かれることもあり、車種名だけで選ぶと縁が浮いたりペダル側の切り欠きが合いません。本記事では、適合表記が何を表しているのか・自分の行を特定する順番・合わないときに何が起きるかを解説します。

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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
フィットのフロアマットの適合表記が示しているのは、床の形と留め具の位置
商品ページの「適合車種:フィット(年式)」という表記は、その形に合わせて型紙を作ったという意味です。マットは床に敷くだけの布ではなく、足元の樹脂パネルの起伏、シートレールの通り道、そして純正の固定用フックの位置に合わせて裁断されています。フィットの場合、運転席側にはマットのずれを止めるための留め具が付いていて、この位置がずれるとマットが固定できません。
年式表記は、その車が新車として登録された時期の範囲を指します。カタログが発表された時期やフルモデルチェンジが発表された月とは一致しないので、モデルチェンジの前後に登録された車はとくに紛らわしくなります。2020年前後に登録された車なら、旧型と現行のどちらの行にも見えることがあります。判断は車検証の初度登録年月で行ってください。
もうひとつ、フロアマットは足元専用で、荷室に敷くものは別商品です。フィットの後ろの荷室に敷くものを探しているなら、ラゲッジマットは何が違う?選び方の順番で解説している荷室側の考え方を先に見たほうが早いです。
フィットのマットで分かれる表記のタイプ
売り場と通販で見かける表記を並べると、意味の違いは4つに集約できます。
| 表記 | 意味 | 該当する人 |
|---|---|---|
| 車種専用(型紙裁断) | その世代の床の形とフック位置に合わせて裁断済み | 隙間なく敷きたい人・純正フックで固定したい人 |
| 汎用(サイズ区分のみ) | 軽・普通車といった大まかな区分で作られた四角い形 | 予算を抑えたい人・純正マットの上に重ねない前提の人 |
| 1台分セット | 運転席・助手席・後席をまとめた枚数構成 | 初めて全席まとめて替える人 |
| フロント2枚のみ | 前席だけの構成。後席は含まれない | 汚れる場所だけ替えたい人 |
迷いやすいのは1台分セットの枚数です。同じ「1台分」でも、後席が左右2枚の商品と、後席が1枚つながりの商品があります。フィットの後席足元は中央がほぼ平らなので1枚もの構成の商品もあり、写真だけでは枚数まで分かりません。枚数は仕様欄の数字で確かめてください。
自分の車の行を特定する順番
まず車検証の2か所を見る
車検証を出して「初度登録年月」と「型式」の欄を写真に撮ってください。適合表は年式の範囲で行が分かれているので、初度登録年月がどの範囲に入るかで候補が2つ以下に絞れます。中古で買った車なら、前のオーナーが登録した時期がそのまま基準になります。
次に駆動方式と運転席側の形を確認する
候補が2行残る場合、ハイブリッドかガソリンか、そして2輪駆動か4輪駆動かで分かれていることが多いです。ハイブリッド車は床下の構造物の影響で足元の形が変わることがあり、4輪駆動車も後席中央の盛り上がりが違います。車検証の型式欄の英数字と、商品ページの適合表に書かれた型式を照らし合わせれば、どちらの行かは一意に決まります。
最後に純正フックの位置を実車で見る
運転席の足元を覗いて、床から出ている丸い留め具がいくつあるか、どのあたりにあるかを見てください。マット側の穴やクリップがこの位置と合わなければ、専用品を買っても固定できません。適合表に「純正フック対応」と書かれていても、後付けのフロアマットを一度替えている車では位置が変わっている場合があります。車種別マットの共通の判断軸は車のフロアマットの違い|どれが自分に合うかの基準で解説しています。
製品ごとに適合表記がずれる理由
同じフィットの同じ年式でも、A社は「1行」でまとめ、B社は「グレード別に3行」に分けていることがあります。これは、メーカーが型紙をどこまで細かく作るかという方針の差です。細かく分ける会社は、グレード別のオプション(後席の畳み方、床下収納の有無)まで拾って別型番にします。まとめる会社は、共通する部分だけを裁断して、細かい起伏はマットの柔らかさで吸収させる設計にしています。
どちらが良いということではなく、読み方が変わります。1行しかない商品は「グレードを問わず使える」という主張なので、自分のグレードが表に無いことを心配する必要はありません。反対に3行に分かれている商品で自分の行が見つからないときは、その商品は自分の車に対応していないと判断してください。表に無い行を近そうな行で代用すると、後席の形が合いません。
フィットのマットが合わないと何が起きるか
大きすぎる場合、いちばん危ないのは運転席です。マットの端がアクセルペダルやブレーキペダルの下に潜り込むと、踏み込みが浅くなったり戻りが悪くなります。純正マットの上に汎用マットを重ねる使い方も同じ理由で避けてください。踏み替えの一瞬で位置がずれます。
小さすぎる場合は、シート下やドアの敷居との間に隙間ができて、砂や小石がそこに溜まります。掃除機のノズルが入らない位置に溜まるので、結局マットを外して掃除する手間が増えます。縁の立ち上がりが無い平らなマットだと、雨の日に持ち込んだ水が縁を越えて床の樹脂パネル側に流れます。
形が合っていても留め具に届かない場合、走っているうちにマットが前方へ寄っていきます。ずれたマットを足でかかとで戻す動作は運転中に起きやすく、そのまま放置すると裏の滑り止めが削れて余計にずれるようになります。固定できるかどうかは、素材や厚みよりも先に確かめてほしい点です。
適合の情報はどこに書いてあるか
通販の商品ページなら、価格やレビューよりも下にある「商品仕様」または「適合情報」の欄です。ここに年式の範囲、型式、駆動方式、枚数構成が並んでいます。表が画像で貼られていることもあるので、スマートフォンでは拡大して自分の行を探してください。適合表が見つからない商品は、その時点で候補から外したほうが安全です。
店頭の箱では、側面か裏面に適合車種の一覧が印刷されています。取扱いは店舗や時期で変わるため、目当ての型番が店にあるとは限りません。純正品を選ぶなら、車検証を持ってディーラーの窓口で車台番号から引いてもらう方法が確実です。マットの種類ごとの違いをまとめて見比べたいときは、車のマットの選び方|種類別の違いと適合の確認点で解説しています。
よくある質問
車種名が同じなら年式が違っても使えますか
使えないことが多いです。フィットはフルモデルチェンジで床の形と留め具の位置が変わっているので、世代をまたぐと隙間が出るか、固定できません。同じ世代の中の年次改良であれば共通のこともありますが、その場合は適合表の年式範囲がまたいで書かれています。
純正マットの上に社外マットを重ねてもいいですか
運転席側は避けてください。厚みが増した分だけペダルとの距離が変わり、マットがずれたときに踏み込みを妨げます。後席なら重ねても運転操作には関わりませんが、乗り降りのときにずれやすくなります。
適合表に自分のグレードが載っていません
まず、その商品がグレードで行を分けているかを見てください。年式だけで1行にまとまっている商品なら、グレードの記載が無いのは正常です。グレード別に複数行あるのに自分のグレードが無い場合は、その商品は対応していないと判断して別の商品を探してください。
まとめ
フィットのフロアマットを選ぶときは、車検証の初度登録年月で年式の行を絞り、型式欄の英数字で駆動方式やハイブリッドの行を確定させ、最後に実車の留め具の位置を見る、という順番で決まります。車種名だけで選ぶと世代を取り違えます。
適合表の書き方はメーカーごとに粗さが違うので、行が少ない商品は「グレードを問わない」という主張、行が多い商品は「自分の行が無ければ非対応」と読み分けてください。ぜひ本記事の表記の一覧と特定の3ステップを参考に、購入前に商品ページの適合情報を確かめてください。
