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車のコンソールボックスの選び方|素材と形で変わること

車のコンソールボックスの選び方|素材と形で変わること

信号待ちのたびに、助手席に置いた小物入れが足元へ滑り落ちます。センターコンソールのふたを開けても、サングラスと充電ケーブルと駐車券で中はすでにいっぱいです。車のコンソールボックスは、この「運転席と助手席の間」という限られた場所に、肘を置く面と収納スペースを両立させるために置く道具で、軽自動車のようにそもそも純正コンソールがない車では、後付けの箱が収納の起点になります。本記事では、運転中に手が届く範囲で何が起きるのか、席の間に置く箱で確かめる寸法、固定しないと危ないケース、タイプ別の使い分けまで解説します。

いいカー用品 編集部

「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

運転席と助手席の間で起きていること

車内で物が散らかる場所は、だいたい決まっています。運転席から右手または左手を伸ばして届く範囲、つまりシフトレバーの後ろから肘掛けまでの帯です。ここに置いた物は、加速で後ろへ、減速で前へ、カーブで横へ動きます。ふたのない受け皿に鍵や小銭を置いていると、走り出して数分で位置が変わっているのはそのためです。

軽自動車やコンパクトカーでは、この帯にそもそも箱がありません。シフトレバーの後ろがぽっかり空いていて、手前に小さなドリンクホルダーがあるだけという作りが多く、肘を置く場所もないまま長距離を走ることになります。反対に、ミニバンやSUVの中には最初から大型の純正コンソールが備わっていて、後付けの箱を足すと今度は乗り降りの足の通り道をふさぐことがあります。

問題になりやすいのは、落ちた物が足元まで転がる場面です。ペダルの近くにペットボトルや小物が入り込むと、踏み替えの邪魔になります。収納を足す目的は「見た目を整える」ことより、動く物を1か所に閉じ込めて足元へ行かせないことにあります。

車のコンソールボックスで最初に測る3か所

買う前に測るのは、シート間の最も狭い部分の幅、サイドブレーキやシフトレバーまでの前後の余白、そして肘掛けを下ろしたときに残る高さです。カタログの外寸だけを見て注文すると、幅は入っても後席側のふたが開かない、という事態が起きます。

測る場所測り方合わないと起きること
シート間の幅左右のシートを一番内側に寄せた状態で、最も狭い位置を測るシートを後ろへ下げたときに側面が当たり、スライドが止まる
前後の余白シフトレバーまたはサイドブレーキを引いた状態から後端までサイドブレーキが最後まで上がらない、シフト操作で手がぶつかる
残りの高さ純正の肘掛けを下ろした面から床までの高さふたが肘掛けに当たって全開できない

サイドブレーキがレバー式の車は、とくに前後の余白を甘く見ないでください。引いた状態で干渉しなくても、下ろしたときにレバーが箱の上面に乗り上げる配置があります。電動パーキングの車ならこの制約は消えますが、代わりにシフト周りのスイッチ類に手が届くかを確かめることになります。

車内の席間に置く箱で避けたい仕様

その場所に置くからこそ裏目に出る作りがあります。まず、床に置くだけで固定しない大型の箱です。安定して見えても、急ブレーキで前へ滑ればペダル側へ寄ります。重い物を入れるほどその勢いは強くなるので、ベルトやシート下のレールに留められる構造かどうかを見てください。

次に、ふたが上へ大きく開く跳ね上げ式です。収納量を稼ぐ作りをねらった結果、開けた瞬間に前席の背もたれやシートベルトの金具に当たることがあります。狭いシート間では、横へスライドして開くタイプか、二つ折りで浅く開くタイプのほうが現実的でしょう。

表面が硬いプラスチックだけの天板も、肘を置く用途では長時間つらくなります。長距離で腕を乗せる前提なら、クッション入りの天面を選んだほうが楽です。なお、肘や腰の痛みが続く場合は道具で解決しようとせず、医療機関に相談してください。

車のコンソールボックスのタイプ別の使い分け

純正コンソールの上に重ねる後付けタイプ

もともと肘掛けと収納がある車で、容量だけを足したいときに向きます。天面に載せて固定するだけなので工具がほとんど要らず、外せば元に戻せるのが利点です。その代わり、肘の高さが上がるため、ハンドルを持つ姿勢と合わなくなることがあります。

シート間の隙間に落とし込む据え置きタイプ

軽自動車のように、シート間が空いている車の定番です。床までの高さを使えるので、容量は3タイプの中で最も取りやすくなります。固定方法が足の形だけの製品もあるため、前後に動かないかを購入前に確認してください。

シートに掛ける薄型タイプ

幅が数センチしかないシート間でも入ります。ティッシュや書類を縦に差す使い方に向き、肘掛けの機能はほぼありません。使わないときに外せるので、家族で車を共用して荷室の使い方が日によって変わる場合に扱いやすいでしょう。車の助手席収納は何が違う?選び方の順番では、助手席側に寄せて置く場合の順番にも触れています。

車内で散らからない中身の決め方

容量が増えると、今度は何を入れたか分からなくなります。席の間の箱に入れるのは、運転中に手が届く必要がある物だけに絞ってください。車検証や取扱説明書はグローブボックス、めったに使わない工具は荷室、という振り分けにすると、ふたを開けて探す回数が減ります。

実際に入れる物として多いのは、充電ケーブル、駐車券やカード、ウェットティッシュ、小銭入れあたりです。この4つは形も重さもばらばらなので、中が一室だけの箱に放り込むと必ず混ざります。トレーや仕切りが付いた製品を選ぶか、100均で買える小さな仕切りケースを中に入れると落ち着きます。

ゴミの置き場を箱の中に作るのはおすすめしません。中で汁がこぼれると拭きにくく、においも残ります。ゴミは別に受け皿を用意したほうが管理が楽で、置き方は車のゴミ箱はどれがいい?タイプ別に比較にまとめています。箱に入れる物を減らしたいときは、天面に車のティッシュケースの選び方と違いで扱っているサンバイザー留めのタイプを組み合わせる手もあります。

ドリンクホルダーと肘掛けを両立させるとき

席の間の箱を置くと、もともとあったドリンクホルダーがふさがることがよくあります。カップホルダー付きの製品を選べば解決しますが、ホルダーの位置が肘掛けの手前にあると、飲み物を置いた状態で肘を乗せられません。毎日ボトルを持ち込むなら、ホルダーが箱の側面にせり出すタイプか、天面の後ろ寄りにある配置を探してください。

後席に人を乗せる機会が多い場合は、後ろ向きのホルダーや小物入れが付いた製品が便利です。ただし前後に厚みが出るので、前席を一番後ろまで下げたときに後席の足が当たらないかは確認したいところです。車種による制約が強い車では、ジムニーのドリンクホルダー|適合の確認点と選び方のように、車種ごとの事情を押さえた記事から入ったほうが早く決まります。

よくある質問

固定しないタイプは走行中に動きませんか

重さと路面次第で動きます。空の状態では安定していても、中身が増えるほど慣性で滑りやすくなり、急制動では前へ出ます。ベルト留めやシート下のレールへの固定ができる製品を選び、どうしても固定できない場合は重い物を入れないでください。

車種別と書かれていれば必ず合いますか

同じ車種名でも、年式やグレードでシート形状とシフト周りの作りが変わります。車検証の「型式」欄と「初度登録年月」欄を確認し、商品ページの適合表で自分の行を探してから注文してください。適合表に載っていない年式は、販売店に問い合わせるのが確実です。

エアバッグやペダルに影響はありませんか

シート間に置く箱は、サイドエアバッグの展開範囲や膝の動く範囲にかかることがあります。前方へずれてペダル側に入る置き方も避けてください。取扱説明書でエアバッグの位置を確かめ、迷う場合は取り付けを依頼できる店で相談するのが安全です。

中はどう掃除すればいいですか

飲み物をこぼしたときに困らないよう、内側に外せるトレーが入っている製品だと手間が減ります。布張りの内装は見た目が落ち着く一方、しみになると取りにくいので、子どもを乗せる車では拭ける素材のほうが扱いやすいでしょう。

まとめ

車のコンソールボックスで失敗するのは、容量の数字だけを見て注文したときです。シート間の最も狭い幅、サイドブレーキやシフトまでの前後の余白、肘掛けを下ろしたときの高さという3か所を測っておけば、候補はかなり絞れます。そのうえで、床置きなら固定できるか、ふたが周りに当たらないか、毎日使うドリンクホルダーがふさがらないかを見てください。

収納を足す本来の目的は、動く物を1か所に閉じ込めて足元へ行かせないことにあります。入れる物を運転中に手が届く必要がある物だけに絞ると、箱は小さくても足ります。置き場所ごとの考え方は車の収納グッズの選び方|置き場所別の違いと目安に全体像を出しているので、ぜひ本記事の3か所の採寸とタイプ別の使い分けを参考に、自分の車に入る1台を選んでください。

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