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洗車マイクロファイバークロスはどう選ぶ?違いと目安

洗車マイクロファイバークロスはどう選ぶ?違いと目安

洗い終えたボンネットを拭き上げたのに、乾いてから細い線が何本も浮いて見えます。原因はクロス1枚で洗いから拭き取りまで済ませたことにあって、洗車用のマイクロファイバークロスは工程ごとに求められる作りが違います。売り場では同じ「マイクロファイバー」の名前で並び、ポリエステルとポリアミドの混紡という表示も似ていますが、毛足の長さと目付(1平方メートルあたりの重さ)が別物です。

洗車グッズ全体をどの順でそろえるかは洗車グッズの選び方にまとめています。本記事では、洗車の工程ごとにクロスへかかる負荷・買うときに見る3か所・何枚そろえてどう洗うかを解説します。

いいカー用品 編集部

「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

洗車の工程ごとに、クロスが受ける負荷は別物です

シャンプーで洗っている最中のクロスは、泡と一緒にボディ表面の砂粒を拾っています。繊維の隙間に入り込んだ砂はバケツでゆすいだくらいでは落ちきらず、次の一拭きでそのままボディをなでることになります。洗車のあとに残る細い線の多くは、この砂の持ち回りで起きています。

拭き上げの工程では、水の量そのものが問題になります。1台ぶんの水をクロスが抱えきれなくなると、水を吸い取るのではなく薄く広げる動きに変わり、乾いたあとに輪郭の残った水シミになります。夏場の直射下や風の強い日は、拭き上げが追いつかないうちにボディの上で水が乾くため、クロスの質より枚数が足りているかどうかを先に確かめてください。拭き上げを省いたときに何が起きるかは洗車後に拭かないとどうなるかで詳しく扱っています。

コーティング剤やワックスの拭き取りに使ったクロスには、油分が繊維の奥に残ります。洗濯しても抜けきらないことがあり、吸水力の落ちた状態で拭き上げに回すと水を弾いて筋が残ります。洗い・拭き上げ・仕上げの拭き取りを同じ1枚で兼ねない、というのがこの3つの負荷から出てくる答えです。

洗車用マイクロファイバークロスで見るのは毛足・目付・縁の3か所

仕様表に並ぶ項目のうち、工程との相性を決めるのは毛足の長さ、目付、縁の始末の3か所だけです。

毛足の長さで向く工程が決まる

毛足の長い起毛タイプは、拾った砂粒を繊維の間に落とし込んでボディ面から浮かせるため、シャンプー洗いと拭き上げに向きます。反対に毛足の短い平織りやワッフル織りは、面が均一に当たるのでコーティング剤やガラスクリーナーの拭き取りに向きます。ガラスの油膜を落としたあとの拭き取りで迷ったときは、車の油膜取りの選び方に薬剤ごとの扱いまで書いています。

目付が厚いほど水を抱える

目付は生地1平方メートルあたりの重さで、数字が大きいほど厚手になります。厚手のクロスは水を多く抱えられる代わりに、絞りにくく乾きも遅くなります。薄手は乾きが早く取り回しも軽い一方、1枚で拭ける面積は小さくなります。表示のある製品なら、厚手を拭き上げ用、薄手を細部と仕上げ用と役割を分けて買うのが無駄がありません。

縁の始末で線の出方が変わる

見落としやすいのが縁です。折り返して縫った縁やブランドのタグは起毛部分より硬く、力を入れた瞬間にボディへ当たります。店頭で手に取れるなら、縁を指の腹でなぞって硬さを確かめてください。ボディに使うなら、タグのないものか縁まで起毛しているものが安全で、縫い目の硬いクロスはホイールや下回り用に回します。

家庭用の薄手クロスを洗車に回すと線が残りやすい

同じマイクロファイバーでも、台所やサッシ掃除を想定した薄手のクロスをボディに使うのは勧めません。起毛が浅く、拾った砂粒を抱え込む余地がないので、砂がクロスとボディの間に挟まったまま動きます。水の抱える量も少ないため、拭き上げでは何度も絞り直すことになります。

柔軟剤仕上げをうたった製品や、すでに柔軟剤で洗われた家庭用のクロスも同じ理由で避けてください。繊維の表面が覆われて水をはじき、拭くより押し広げる動きになります。全部が同じ色のセットも、洗い用とホイール用の区別がつかなくなるので、ボディ用に使うなら色の違うものを選んだほうが管理が楽です。

何枚そろえ、どう使い分けるか

1台を洗うのに必要な枚数は、拭き上げ用が足りているかでほぼ決まります。洗い用と仕上げ用は1枚ずつでも回りますが、拭き上げは途中で水を抱えきって交換が要るためです。

工程向く作り目安の枚数
シャンプー洗い毛足の長い起毛・縁がやわらかいもの1〜2枚
拭き上げ厚手・大判・吸水重視2枚以上
コーティング剤の拭き取り短毛の平織り・ワッフル織り1〜2枚
ホイール・下回り硬めの縫製でよい・使い捨て前提1枚以上

そろえる道具全体の数は洗車に必要なものの一覧で工程順に並べています。拭き上げの枚数を減らしたいなら、水を飛ばしてから拭く手もあります。ドアミラーの裏やモールの隙間に残った水が垂れてくるのを止める用途では、洗車用ブロワーのタイプ別比較が判断の材料になります。

色で用途を固定する

ボディ用とホイール用を見た目で分けておくと、ブレーキダストや鉄粉の付いたクロスをボディに戻す事故が防げます。色を決めたら洗濯時も混ぜないほうが確実です。

落としたクロスはその日はボディに使わない

地面に落ちたクロスには砂利が食い込んでいます。その場でホースをかけても奥の砂は残るので、洗濯機を通すまでは下回り用に回してください。

柔軟剤を使わない洗濯が、吸水力を保つ条件です

洗車用のマイクロファイバークロスは、柔軟剤を入れずに洗います。柔軟剤は繊維の表面に膜を作るので、仕上がりは柔らかくなっても水を吸わなくなります。綿のタオルやバスマットと一緒に回すのも避けてください。綿から出た毛羽を起毛が拾い込み、次に使ったときボディに糸くずを置いていくことになります。

乾燥機の高温も傷みの原因になります。マイクロファイバーはポリエステル系の化繊で熱に強くないため、毛足が寝てごわついた手触りに変わります。低温設定か陰干しで乾かすのが無難です。

交換の目安は、年数ではなく手触りで判断します。水をなでるように弾く、毛足が寝て板のように硬い、黒い汚れが洗っても抜けないという状態になったら、ボディ用からは外してください。そもそも拭き上げの回数を減らしたいなら、水道水のミネラル分を取り除いてから洗う方法もあります。純水洗車の選び方では、失敗しやすい点まで解説しています。

よくある質問

洗車用のマイクロファイバークロスは何枚必要ですか

工程を分けるなら4枚前後から始めるのが現実的です。洗い用1枚、拭き上げ用2枚、仕上げの拭き取り用1枚という組み合わせで、車体が大きいほど拭き上げ用を足してください。

柔軟剤を入れて洗ってもいいですか

入れないでください。繊維の表面に膜が残り、吸水力が落ちます。一度柔軟剤で洗ってしまったクロスは、洗剤だけで数回洗い直すと戻ることもありますが、拭き上げ用としては期待しないほうがいいでしょう。

家庭用の掃除クロスで代用できますか

ホイールや下回り、足元の拭き取りなら使えます。塗装面に使うのは勧めません。起毛が浅いと砂粒を抱え込めず、縫い目の硬い縁が塗装に当たります。

拭き上げたあとに線が残るのはクロスが原因ですか

クロスに残った砂が原因のことが多いものの、洗い残しやガラスの油膜が理由の場合もあります。洗う手順そのものを見直すなら、洗車手洗いの違いと判断の基準に工程ごとの注意点を載せています。

まとめ

洗車で使うマイクロファイバークロスは、洗い・拭き上げ・仕上げの拭き取りで求められる毛足と厚みが違い、1枚で兼ねると砂と油分を持ち回って線の原因になります。買うときに見るのは毛足の長さ、目付、縁の始末の3か所で、使う段階では色で用途を固定し、柔軟剤と高温乾燥を避けて洗うだけで寿命が変わります。

ぜひ本記事の工程別の枚数表と、毛足・目付・縁という3つの確認点を参考に、自分の洗車の進め方に合う組み合わせでそろえてみてください。

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