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車中泊用の簡易トイレの選び方|処理のしやすさと置き場所

車中泊用の簡易トイレの選び方|処理のしやすさと置き場所

車中泊用の簡易トイレは、パッケージの「◯回分」という表記が、タンクの容量ではなく凝固剤や吸収シートの個数を指しています。400ミリリットル吸収と書かれた袋タイプなら、1回あたりの尿量がそれを超えると袋の口まで届くため、実際には表記回数より早く交換が要ります。袋タイプと便座付きのポータブル型では、使う場所も処理の手順もまったく違います。本記事では、容量表記の読み方・タイプごとの違い・車内で使うときの置き場所と処理の手順まで、まとめて解説します。

いいカー用品 編集部

「いいカー用品」は、車内で使う小物とお手入れ用品の選び方を発信するメディアです。サンシェードやフロアマットのように車種で寸法が変わる商品は、車検証の型式と商品ページの適合表を照らし合わせる手順から解説します。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

車中泊の簡易トイレとは何を指すのか

車中泊で使われる簡易トイレは、水を流さずに排泄物を固める、または吸収させて密閉し、燃えるごみまたは自治体の区分に従って捨てる道具の総称です。大きく分けると、吸収シートと凝固剤が入った袋だけの製品と、便座や囲いが付いて座れる形になった製品があります。前者は「携帯トイレ」、後者は「ポータブルトイレ」と呼ばれ分けられることが多いものの、通販の商品名では両方が「簡易トイレ」として並びます。

表記で注意したいのは容量の書き方です。袋タイプは1枚あたりの吸収量をミリリットルで書き、ポータブル型は汚物タンクの容量をリットルで書きます。同じ「容量」という言葉でも、片方は1回の処理量、もう片方は何回分ためられるかという意味で、桁も意味も違います。車内に積む前に、自分が見ているのがどちらの数字なのかを確かめてください。

車中泊用の簡易トイレは3タイプに分かれる

選ぶときの分かれ目は、座る必要があるかどうかと、処理したものを車内にためるかどうかです。

タイプ構造と容量表記向いている人
袋タイプ(携帯トイレ)吸収シートまたは凝固剤入りの袋。1回あたり何ミリリットル吸収かで表記小用が中心の大人。渋滞や登山口での備えとして積んでおきたい人
便座付き折りたたみ型段ボールや樹脂の台に袋をかけて使う。耐荷重と組み立て後の高さが表記される子どもや高齢の同乗者がいて、しゃがめない人がいる場合
タンク式ポータブルトイレ上下2槽式で、汚物タンクは10リットル前後からの表記数日の車中泊で、都度捨てに行けない環境に停める人

袋タイプは軽くてグローブボックスにも入りますが、使うときは体を支える場所が必要です。便座付きは座れる代わりに組み立てと収納の場所を取り、タンク式は回数を稼げる一方で中身を捨てる先を自分で確保しなければなりません。置き場所と処理の手間の比較は車に積むポータブルトイレの選び方に、タンク容量ごとの目安まで書いています。

自分に合う簡易トイレを決める順番

使う人がしゃがめるかどうかを最初に決める

同乗者に未就学児や足腰に不安のある人がいるなら、天井高の都合で車内に立ち上がれる車種も限られるため、袋タイプ単体ではなく座る姿勢を取れる便座付きが前提になります。大人だけで小用が中心なら、袋タイプで十分です。

停める場所に捨てられる場所があるかを調べる

袋タイプは使用後の袋をそのまま持ち帰れるので、ごみ袋と消臭袋があれば完結します。タンク式は中身を汚物投入口のある場所まで運ぶ必要があり、キャンプ場やRVパークなどダンプステーションのある施設でなければ処理できません。道の駅やサービスエリアのトイレに流す行為は想定されていないため、タンク式を選ぶ前に捨てる先を調べてください。

回数は人数と日数から逆算する

1人が一晩で使う回数を2回程度と見て、人数と泊数を掛けた数の1.5倍を用意すると不足しにくくなります。2人で1泊なら8枚前後です。袋タイプは使用期限が長く、余っても車に積みっぱなしにできるため、多めに持つ側に振ったほうが安心でしょう。

回数表記と吸収量がメーカーごとにずれる理由

同じ「50回分」でも中身が違うのは、1回分の定義が各社で異なるからです。凝固剤の小袋が50包入っているだけで、袋そのものは20枚という製品もあれば、袋と凝固剤が1対1で揃っている製品もあります。凝固剤だけが多い製品は、袋を別売りで足す前提の作りです。

吸収量の数字も、尿だけを対象にした試験値です。洗い流す水やトイレットペーパーを一緒に入れると表記量より早く限界に達します。袋タイプを選ぶときは、回数ではなく「袋が何枚入っているか」と「1枚あたりの吸収量」の2つを商品ページで確認してください。商品説明に袋の枚数が書かれていない場合は、セット内容の欄を開くと記載が見つかることがあります。

車内で使うときに合わないと起きること

サイズを確かめずに買うと、使う場面で座れない事態になります。便座付き折りたたみ型は組み立て後の高さが30センチ前後からあり、後席の足元やラゲッジで広げると、天井までの余裕がなくて前かがみのまま使うことになります。購入前に、使う予定の場所で床から天井までの高さと、前後の足元の奥行きを測っておいてください。

袋タイプでも置き場所の問題は残り、袋だけでは自立しないためバケツや段ボール箱にかぶせて使う前提になりますが、その受け皿が車内で倒れると中身がこぼれます。シートの上ではなく、平らな床面に置けるかどうかを先に確かめてください。シートやフロアに漏れた場合、繊維の奥まで染みるとにおいが長く残り、消臭剤では戻りません。

使用後の袋を車内に置きっぱなしにすると、夏場は半日で車内の空気が変わります。密閉できる防臭袋を別に用意し、使い終わるたびに二重にして荷室へ回してください。においの原因別の対処は車の消臭・掃除グッズの選び方にまとめています。

簡易トイレの表記はパッケージのどこを見るか

袋タイプなら、確認するのはセット内容欄の袋枚数、1枚あたりの吸収量、凝固剤の包数の3つです。パッケージ表面の「◯回分」は販売上の表記なので、裏面または商品ページの仕様表を開いてください。防臭性能をうたう製品は、使われているフィルムの種類が書かれていることがあり、消臭成分の有無もそこに載ります。

便座付きやタンク式は、組み立て後の外寸(幅・奥行き・高さ)と耐荷重、タンク式ならさらに汚水タンクと洗浄水タンクそれぞれの容量が仕様表に並びます。耐荷重は使う人の体重に対して余裕を見て選び、段ボール製は水濡れで強度が落ちる点も頭に入れておいてください。備えとして何をどの順で積むかは車のトイレ問題への備え方で解説しています。

よくある質問

簡易トイレの使用後の袋はどこに捨てればいいですか

多くの製品は家庭の燃えるごみとして出せる作りですが、区分は自治体によって違います。パッケージの廃棄方法の記載を確認し、アウトドア施設のごみ箱や公衆トイレのサニタリーボックスに入れる使い方は避けてください。持ち帰り用に防臭袋を別途用意しておくと、車内のにおいを抑えられます。

大便にも使えますか

袋タイプでも大便に対応した製品はありますが、吸収シートだけのものは水分しか処理できません。対応の可否は商品ページの用途欄に書かれているため、小用専用と書かれていないかを確かめてください。同乗者に小さな子どもがいる場合は、おむつ替えの場所と道具を車でのおむつ替えの方法で確認しておくと、トイレ用品と役割を分けられます。

車内のにおい対策は簡易トイレだけで足りますか

足りません。防臭袋で密閉しても、袋を開けている間のにおいは車内に残ります。換気と合わせて消臭剤を併用してください。タイプ別の比較は車の消臭剤の比較に、置き場所ごとの向き不向きまで載せています。

まとめ

簡易トイレの「◯回分」は袋の枚数とは一致しないため、見るのは袋枚数と1枚あたりの吸収量です。同乗者がしゃがめるかどうかで袋タイプと便座付きが分かれ、タンク式を選ぶなら中身を捨てられる施設があるかを先に調べてください。使う場所の床から天井までの高さを測っておけば、組み立て後に座れないという失敗も防げます。ぜひ本記事のタイプ別の比較表と確認する3つの数字を参考に、自分の車中泊の条件に合う一台を選んでください。

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