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車のヘッドレストの選び方|構造の違いと向き不向き

車のヘッドレストの選び方|構造の違いと向き不向き

高速道路を2時間ほど走ったあたりで、首の後ろから肩にかけて重さが出てきます。ヘッドレストに頭を付けようとすると顎が上がってしまい、落ち着く位置が見つかりません。ヘッドレストは正式には頭部後傾抑制装置(とうぶこうけいよくせいそうち)と呼ばれる部品で、後ろから衝突されたときに頭が振られる量を抑えるために座席に備えられています。乗り心地のための枕として設計されたものではないので、位置が合わないまま長時間座ると、首の筋肉だけで頭を支え続けることになります。本記事では、長距離運転で首が疲れる理由・高さの合わせ方・ネックパッドの取り付け方式の違いと避けたい仕様を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

長距離運転で首が疲れるのは、頭とヘッドレストの間に隙間があるから

運転席に座ると、たいていの人は背もたれを少し倒し、上体をやや前寄りにしてハンドルを持ちます。この姿勢では後頭部とヘッドレストの間に数センチの隙間ができます。この隙間はバックセットと呼ばれ、後突時に頭が振られる距離そのものになる部分です。走っている間は、この隙間の分だけ頭が宙に浮いた状態になり、首の後ろの筋肉が支え続けます。

15分の買い物なら気になりません。差が出るのは1時間を超えたあたりからです。路面の継ぎ目やレーンチェンジ、横風で頭は絶えず前後左右に小さく振られ、そのたびに首が働きます。信号で止まらない高速道路のほうが疲れやすいと感じるのは、姿勢を変える機会が少ないためです。

そのため手当ては2段階になります。まず今ある部品の位置を合わせて隙間を詰めます。それでも支えが足りないときに、はじめて道具を足すかどうかを考えます。順番を逆にすると、位置が合っていないシートに厚いクッションを重ねることになり、姿勢はかえって不自然になります。

買う前に、ヘッドレストの高さを合わせ直す

一般的な目安として案内されているのは、ヘッドレストの上端が頭頂部と同じか少し下に来て、パッドの中心が耳の高さあたりに当たる位置です。多くの車は根元のボタンを押しながら上下に動かして段階的に止まります。車種によっては前後の角度が変えられるものもあり、その場合は後頭部に軽く触れるところまで前に出すと隙間が縮みます。

合わせるときは、背もたれの角度も一緒に見てください。深く倒すほど頭は後ろに残らず、隙間が広がります。腰がシートに密着する角度まで起こしてから、ヘッドレストの高さを決める順序が現実的です。この調整だけで首の重さが軽くなる人もいるので、何かを買う前に一度試す価値があります。

なお、長距離で痛むのが首ではなく腰やお尻なら、支える場所が違います。座面側の対処はシートクッションの比較の軸で解説しています。首と腰の両方が気になる場合は、悩み別に道具を並べたシート快適グッズの選び分けから入ると全体像がつかめます。

ヘッドレストに足すなら、取り付け方式から絞る

ネックパッドやクッションで最初に決まるのは、厚みや素材ではなく固定の仕方です。毎日通勤で使う車と、家族の車を借りたときだけ使うものでは、向く方式が変わります。

方式固定の仕方向く場面買う前に確認する点
支柱に通すタイプヘッドレストの2本の支柱に通して吊る1台に付けっぱなしにする、毎日長距離を走る支柱の間隔と太さ、対応幅の表記
ベルトで巻くタイプ面ファスナーやゴムバンドでヘッドレスト本体に巻く複数の車で使い回す、レンタカーや社用車ヘッドレストの外周と厚み
固定しないタイプ首に掛ける、または隙間に挟むだけ助手席での仮眠、休憩中の使用走行中にずり落ちない置き方ができるか

支柱の間隔はメジャーで実際に測ってください。左右の支柱の中心から中心までを測り、商品側の対応寸法と照らし合わせます。「軽自動車用」「普通車用」という区分だけでは、支柱の間隔まで一致するとは限りません。同じ車種でも年式やグレードでシートの仕様が変わることがあるので、車検証の型式で適合表を確認できる商品ならそちらを見るほうが確実です。

厚すぎるパッドと、ヘッドレストを外したままの運転は避ける

厚みを足しすぎると頭の位置が前に出る

クッションを挟むと隙間は埋まりますが、埋めすぎると頭がヘッドレストから前へ押し出されます。顎が引けて前方の見え方が変わるほどの厚みは、運転姿勢としても不自然です。後方から衝突されたときに頭を受け止める位置関係は、メーカーが元の形状を前提に設計しています。その位置から大きく外れる厚みは選ばないほうが安全側です。目安として、後頭部が軽く触れる程度で止め、頭を前に押される感覚があるなら薄いものに替えてください。

外した状態で人を乗せない

後席をフルフラットに近づけたり、車中泊で枕として使うために、ヘッドレストを抜く使い方があります。これは停車中の話です。人が座る席のヘッドレストは、走り出す前に必ず元の位置まで戻してください。抜いた部品は足元に転がしておくと制動時に動くので、荷室やシート下に収めておきます。

首や肩に痛み、しびれ、腕の力が入りにくいといった症状がある場合は、シートの調整で解決する話ではありません。気になる場合は医療機関に相談してください。

夏の汗と冬の冷えで、素材の向き不向きが変わる

ヘッドレストは後頭部と首がまとまって当たる場所で、汗をかきやすい部位でもあります。夏に低反発ウレタンの厚いパッドを付けると、熱がこもって首の後ろが蒸れます。通気を優先するなら立体メッシュのように空気が抜ける構造のものを選び、カバーが外せて洗えるかどうかを見てください。汗を吸ったまま乾かない素材は、においが残ります。

冬は起毛やボア素材が暖かい一方で、ホコリと髪が付きやすく、静電気も起きます。1年を通して1つで済ませたいなら、季節ごとの快適さより洗えることを基準にしたほうが長く使えるでしょう。

革シートの車は、ヘッドレストも同じ革で覆われています。皮脂が付いたまま日光が当たる位置なので、シート全体の手入れと同じ頻度で拭いておくと状態を保てます。手順は革シートの手入れの進め方で解説しています。布シートで擦れや汚れが気になってきた場合は、部分的なパッドよりシートカバーの構造の違いから検討したほうが早いこともあります。

後席のヘッドレストに物を付けるとき、子どもを乗せるときの注意

フックやモニターは重さと位置で判断する

前席の支柱に掛けるフックは、買い物袋を足元に置きたくないときに便利です。ただし重い荷物を掛けると、カーブや制動のたびに振り子のように揺れ、後席に座る人の膝に当たります。ペットボトルがまとまった袋のような重量物は、荷室か足元に置くほうが安全です。タブレットホルダーやモニターを支柱に固定する場合も、取り付けた物が後席乗員の顔の高さに来ることを踏まえて位置を決め、走行前に緩みがないか手で押して確かめてください。

子どもが寝る席は高さを先に合わせる

後席のヘッドレストは、格納されたまま一番低い位置で使われていることが多いです。身長が伸びた子どもがそのまま座ると、後頭部ではなく首の付け根に当たります。乗る人ごとに高さを上げ直してください。また、チャイルドシートやジュニアシートを取り付けるとき、車種によっては背面が干渉するためヘッドレストを外すよう指示されている場合があります。判断は車とシートの取扱説明書に従ってください。

眠ったときに首が横へ倒れるのを支えたい場合は、U字形のネックピローが使われます。顎が胸に押し付けられる角度になるものは呼吸が浅くなるので、後頭部の左右を軽く挟む程度の厚みを選ぶといいでしょう。低い年齢の子どもの座り方については、車用の座布団の判断基準で座面側の高さの考え方も解説しています。

よくある質問

ヘッドレストを外したまま運転してもいいですか

人が座る席では戻してください。ヘッドレストは後突時に頭が後ろへ振られる量を抑えるために備えられている部品で、外した状態は本来の想定から外れます。荷物専用にして誰も座らせない席であっても、外した部品が車内で動かないよう固定しておく必要があります。

ネックパッドの適合はどこを見ればいいですか

支柱に通すタイプなら、左右の支柱の中心間の距離と支柱の太さを実測し、商品の対応寸法と比べます。ベルトで巻くタイプは、ヘッドレストの外周と厚みが対応範囲に入っているかを確認してください。車種名だけで判断すると、年式やグレードによるシート形状の違いで合わないことがあります。

カバーやパッドは洗えますか

商品によって分かれます。カバーだけ外して洗えるもの、丸洗いできるもの、拭き取りのみのものがあり、表示に従うのが前提です。汗が当たる場所なので、購入前に洗濯表示と乾きやすさを確認しておくと、夏に使い続けられるかどうかの判断がつきます。

調整しても首の疲れが取れません

シートの角度、ハンドルとの距離、座面の高さのどれかが合っていない可能性があります。運転姿勢全体を見直しても改善しない場合や、痛みやしびれを伴う場合は、道具で対処せず医療機関に相談してください。

まとめ

長距離で首が重くなる原因は、後頭部とヘッドレストの間にできる隙間にあります。まず上端を頭頂部の高さに、中心を耳の高さに合わせ、背もたれを起こして隙間を詰めます。それで足りないときに道具を足す順序なら、厚みを盛りすぎる失敗を避けられます。買うときは支柱の間隔かヘッドレストの外周を実測し、季節をまたいで使うなら洗えるかどうかを基準にしてください。ぜひ本記事の高さの合わせ方と取り付け方式の比較表を参考に、自分の車と使う場面に合う1つを選んでみてください。

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